【感想・ネタバレ】平成30年版 将棋年鑑 2018のレビュー

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Posted by ブクログ 2019年11月11日

平成30年版将棋年鑑。
1年間の将棋界の動きと棋譜がわかる情報誌ですが、意外な発見も。
タイトル獲得100期まであと1つと迫った羽生先生ですが、名人位は大山18期、中原15期に続く9期だった・・
永世7冠という偉業もあったので、てっきり名人位も棋界最高だと勝手に思っていましたが、今さらですが先人たち...続きを読むの記録も素晴らしいですね。
そして、今回私が掲載されていた棋譜をすべてならべた棋士は佐藤康光のみ、だって毎回佐藤先生しかさせない工夫というかオリジナリティ全開で楽しめるんですから。
また、個人的に面白かった棋譜は、A級順位戦の三浦対稲葉戦、194手という長手数のねじり合いは、深夜に及ぶ激戦で、お互いに終盤に致命的なミスをしてしまいますが、勝ったのはもちろん最後にミスしなかった稲葉8段、AI将棋には見られない人間らしさのでた秀局でした。

この1年の先手勝率は0.525で、戦型は角換わり、矢倉、相掛りが多く指されたようです。
通算勝利の7割越えは、藤井聡太(8割超え)、大橋、近藤誠也、菅井竜也、千田、永瀬、羽生、増田(勝率順)の8人。(女流では里見香奈のみ)
巻末には、各棋戦の棋譜解説者の名前もでており一興です。

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