感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年04月29日
漫画は読まないようにしている。
ページを開いたら最後、読み慣れた人以上にのめり込み、新刊が出るまで何もかもに身が入らなくなってしまう。
ただ学習漫画は別。偉人や日本・世界史を漫画化したアレ。同じ漫画なのにあれだけは「ページをめくる手が止まらない」ことがない。
今回の学習漫画もそのはずだったのだが…...続きを読む遅読が過ぎる自分でも30分で読破してしまった。(大方可愛いイラストに見入っていた気がする笑) そして続き、つまり現在の活動が既に気になっている。にしても、最近の学習漫画は注釈が増えたなー…(誰)
学習漫画シリーズには彼(←ここから知らなかった^^;)以外に、伊藤博文や大河の『いだてん』で一躍有名になった金栗四三ら15名が肩を並べている。彼らの経歴や功績はあらかた認識している一方で、自分は彼を一ゆるキャラとでしか見ていなかった。
気になる形式としては、「くまもとサプライズ」(熊本県のPRキャンペーン)の一環として誕生したくまモンが県庁職員として県のPRに奔走するところから始まる。凄いと思ったのは、オリジナルのポーカーフェイスにはあまり手を加えずに喜怒哀楽を巧みに表現して見せた森さんの技量。感情移入とまではいかずとも、心の動きがひしひしと伝わってきた。
その他各地のゆるキャラとの交流や「熊本県営業部長」「熊本県しあわせ部長」への就任、ゆるキャラグランプリでの優勝、それに伴うテレビ出演数の増加など、ゆるキャラ界の中でも一番多忙を極められていたのでは?ダイエットや「ほっぺ紛失事件」はよく分からなかったけど汗
地震直後のエピソードがホロリと来た。避難場所への慰問にもすぐには伺えず、人々に喜んでもらえるという保証もない。「それでもボクにできることを」と歩み出る姿勢に、副題にある「次世代のリーダー」の意味を知った。
彼が自慢のステップを止めない限り、まだまだこの漫画は完成しない。