【感想・ネタバレ】日本一幸せな大富豪 竹田和平さんが命をかけて教えた 魂に火をつける5つの物語のレビュー

あらすじ

「資産100億円の大富豪」「日本一の大投資家」として知られた竹田和平さん。その愛弟子である著者が、師匠の教えを世の中に広め、自らもその奥義をさらに極めるために書いた1冊。著者は、和平さんと出会い、その教えを実践して、どん底人生を好転させ花を咲かせた“和平さんの一番弟子”。弟子仲間を訪ね、師匠の教えが各々の人生をどう開花させていったのか、その足跡をたどります。

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Posted by ブクログ

竹田和平さんはタマゴボーロで有名な竹田製菓の創業者で、日本一の大株主。
104の上場企業の大株主であられたそうです。

著者の山本時嗣さんは、独立したものの上手くいかずにいた時に竹田和平さんに出会って、人生がより豊かなものに変えていかれました。和平さんの一番弟子です。

この本では、著者を含め和平さんと関りのあった5名へのインタビューを通して和平さんのお人柄を知ることが出来ます。

和平さんが大切にされていた「まごころで生きる」ということが具体的なエピソードとともに紹介されています。
印象的だったのが「まごころで生きる」=「魂に火をつけて生きる」ということです。

・自分の役割を知り、自分が出来ることに精一杯エネルギーを注ぐこと。
・与えられた環境に感謝しながら、さらに自分も周りも幸せになることを考え続けることだと私は捉えました。

晩年、和平さんは「5年で5倍の所得と納税をアップしよう!」と呼びかけ、「智徳志士の会」を立ち上げられました。お金を循環させていくこと、納税すること、誰かのためにお金を使うことが徳を積むことになることなど、とても共感します。この本を読めば、しっかり稼ぐぞーという気持ちになる人が増えるんじゃないかな。

まごころで生きるために、紹介されていた次の3つの方法も参考になりました。

1.自然に親しみ、自然の命に接すること
2.美しいことを思い、美しいものに接すること
3.美しい言葉を書くこと

情熱の塊でありながら、やさしさとお茶目さを兼ね添えた和平さんの人柄が伝わる本です。
和平さんの側で学び続けた著者の愛情が詰まっています。

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2018年01月17日

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