あらすじ
アスタルテとして覚醒した赤ずきんは最愛の「狼」とついに再会を果たす…。衝撃のダーク・ファンタジー、最終巻!
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Posted by ブクログ
表紙大好き!
まあなんと衝撃的な終わりかた…!
姫とアスベエルエンドじゃなくて
やっぱり赤ずきんと狼エンドでした。でも赤ずきんっていうか姫かもしれない?どっちだろ。
首取れ後の方も好きえすが、赤ずきんはやっぱりあのウェルカムですわ♪の方が好きだった。
Posted by ブクログ
すこしネタバレします。
表紙がいい、表紙のただ静かにたたずんでいる赤ずきんが、儚く美しい。
いよいよ行動を起こした相手方、なんとあのお世話係のマルコを……。ヴィヴィは哀しみに満ち、彼が贈ってくれた真っ白なウェディング・ドレスを身にまとい敵を薙ぎ払います。この純白のウェディング・ドレスが紅く染まることを揶揄します。
『歪んだ愛』。
この作品を通して伝わったのは、その『歪んだ愛』なのかな、と。
それがいいか悪いかはわかりません。
セオスは叫びます。
「何故俺を拒む」
と。
手に入れたくてたまらなくて仕方なかった愛しい愛しい人物から拒否され身を滅ぼされ、哀しみに飲みこまれながら死んでいくのです。
ルーポのママ、ママ、という愛情も彼女は包み込まなかった。
赤ずきん、いえ、アスタルテは、彼らの愛を拒絶し、ひとり立つことを考えた。
だれかに依存して有耶無耶で破廉恥で自堕落なことはとてもとても楽で便利で抜け出せないものだけれども。
喰うことで、喰われることで、お互いの堕落をむさぼろうとした。
しかし、生きることを選択したのです。
Posted by ブクログ
東京赤ずきん完結巻です。
アスタルテやヴィヴィアンのキャラクター魅力はありますが、
世界観やストーリーについて、もっと深い描写ができたのではと思います。
エログロ推しなら特に、
魔界やそれにまつわるキャラの禍々しさを描き切ってほしかったです。
魅力的なテーマだけにそこが残念でした。