【感想・ネタバレ】世界史を変えた詐欺師たちのレビュー

あらすじ

チャップリンの名セリフ「一人殺せば犯罪者だが、百万人殺せば英雄だ」になぞらえるならば、「一人騙せば詐欺師だが、百万人を騙せば経済政策だ」。

経済政策の祖にして亡国的バブル事件を引き起こしたジョン・ローをはじめ、ケインズ、シャハト、グリーンスパンといった経済政策の大立者から、ロスチャイルド、ソロスなどの投資家、さらにはベンジャミン・フランクリン、ニュートンまで、世界史を彩るビッグな“詐欺師”たちの列伝。

○ジョン・ロー 賭博師が牛耳ったフランス財政

○ニュートン 異端の天才が没頭した二つの錬金術

○フランクリン ドル紙幣に刻まれた「建国の父」の裏の顔

○ロスチャイルド 大財閥の基礎は戦争での大博打で築かれた

○ポンジ 今も隆盛を極める「ポンジ詐欺」の元祖

○シャハト 超インフレ退治とナチス経済の立役者

○ケインズ スーパーエリートの「インサイダー取引」蓄財術

○ソロス 世界の金融当局を「味方」にしたヘッジ・ファンド

○ケネス・レイ 史上最大の倒産エンロンの負債隠し&癒着

○グリーンスパン バブルと踊った「通貨の番人」

○サトシ・サカモト “仮想人物”が創った仮想通貨の正体

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Posted by ブクログ

リフレにしろMMTにしろ、話が専門的過ぎて、経済政策は詐欺にはもってこいの分野だと感じていたが、それは何も今に始まった話ではないことが本書を読めば明らかになる。

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2020年01月08日

Posted by ブクログ

怪しさ満点だ。世の中わからないね!

購入して随分と日が経っております。もう腕に次の著作物
を書いておりますよね。結構な値段がしたものなのに。

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2019年12月08日

Posted by ブクログ

金融史云々ではなく、このタイトルなのが新書らしい。堅い話だけではなく、人物の意外な話もちりばめており、読み物として面白い。

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2020年03月05日

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