【感想・ネタバレ】人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分のためのメモ

人は錯覚するものなので、抵抗せず錯覚の中でうまく生きる&自分の内面的な判断には錯覚しないように。
錯覚を利用すると成果や成長する環境に恵まれ、結局実力も向上することになる。実力があれば良いと考えるのではなく、錯覚を利用することが重要

脳は過剰に 一貫性、原因、結論を求めてしまい、無意識のうちに書き換えてしまう。以下のバイアスに注意

認知的不協和: 自分の中で矛盾や葛藤があると無意識のうちに矛盾を解消しようと書き換えてしまう。
感情ヒューリスティック: 人は直感的に正しいことを選ぶのが楽だから、好き→正しい→メリット大→リスク小 と独立した事象も頭の中でつなげてしまう
ハロー効果: 一部が優れていたら他も優れていると思ってしまう
一貫して偏ったストーリーを真実と思い込む
難しい問題には簡単な質問に置き換えた答えを使ってしまう
少数の法則: 統計的に優位と言えないごく少数のサンプルのデータを真実と思い込むこと
運を実力と錯覚する: PV. CVRへの投資配分を誤らせるバイアス
後知恵バイアス: 物事が起きてから、自分はそれを予測していたと考える傾向
デフォルト値バイアス

正しいけど複雑な話よりも簡単な一貫性の話が好まれる。上司は好きな部下を有能と勘違いする。有能そうな肩書きで判断する。これらは無意識に起こっているので指摘しても無駄。利用しよう

手に入らないものに価値があるのは耐えられないので、無価値と置き換えてしまいがち。その能力を獲得したり既に持つ他人を利用したり、利用しようと待ち構えていると考えるのが良い
さもなくば、キモくてカネがなく無知で頭が悪く弱く不健康な状態の泥沼にハマってしまう。現実世界におけるプラスの価値自体を否定すると自分が損をする

0
2024年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

概ね納得!
ただ1つ注意したいことは
【自分だけは自分の錯覚資産に勘違いをしてはいけない】
ということ。

運良く何かを得られても、その錯覚資産に溺れてはいけない。
周囲に錯覚させる事は良くても、自分だけは自分の本当の実力を把握していないと溺れて痛い目を見ることになるだろうなと思った。




「勘違いさせる力」というと、自分に能力がないのに相手を騙して自分をよく見せる悪い力と解釈されそうだが、実際にはそんなネガティヴな意味はない。

「この人はすごい」と認知されるだけで、勝手にことがうまく運ぶよ、という話。


読んでよかったと思うポイントは
Aさん【実力があってもそれを認知されていない人】

よりも

Bさん【実力はAさんに劣るけど、周囲に「あいつはすごい」と認知されている人】

の方が実力が伸びやすく成功に近いということ。

これはいたってシンプルで、周囲に認められれば(本書でいうところの勘違いをさせることができれば)良いチャレンジ・良い上司・良いテクニックに出会う確率が高くなる。
結果的に上述したAよりも実力がつきやすく、成長できるということ。

成長するためには自分1人でコツコツ土日にスキルアップの勉強をするより、
そういう環境で実践していくことのほうがよっぽど重要だ。

だから自分をよく見せることは大事だし、見せる範囲を広げて行くことも大事。

これを理解しておくだけでうまくことが運ぶことが増えるだろうなという良本だと思う。


人と仕事をする人はぜひ読んで欲しい。

0
2022年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見た目がいいと全てが良いように人から思われる
人に実力があると錯覚させると良い環境に恵まれて成長できる
錯覚させて実力があるように見せないと発言権までも失う
運が良くて成功するとそれが相手には実力だと思われる
ハロー効果 何かが優れていると他の全てが優れているように見えること
成功は成功を生む
具体的な数字が出せる仕事は受けた方がいい
一回成功するとその後も成功すると錯覚する
パフォーマンスが一度悪いと全てが悪いように捉えられる
判断が難しい時に直感は当てにならない
自分がどのようなポジションで活動できるかを上司とかにアピールする
そして相手が自分を思い出しやすくする
PV ページを見てもらえた回数
CVR そのうち実際に商品を買う人の割合
スキルアップを一人でするよりスキルアップの環境を手に入れる方がいい
実力がなくても自分を売り込む
学歴や肩書は強力なハロー効果になる
偉い人や高学歴の人に取り入る
話に一貫性を持たせて、曖昧な受け答えをしない
多分とかは使わない
断定できなくても断言する
言い切る
一貫性のある主観的なストーリーに人はついていく
人間は無意識に複雑な思考を避けてしまう
上司の顔色を伺うことがビジネスでは大切
仕事に成功したらそれを言いふらす
ハロー効果が強いと人に思い浮かべてもらえ
人に思い浮かべてもらうとハロー効果が強くなる

0
2023年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・YouTubeやTwitterのように、PVを増やしていくことで結果的に実力も上がり、錯覚資産が複利的に増えていく。

マネタイズという観点で気になったのは、YouTubeはある意味それだけで閲覧数が増えると収入に直結する側面があるが、その他のSNSは直結させるための更なるコンテンツが必要であるのでは無いかということ。

つまり、InstagramやTwitterから、自分のHP等(物やサービス申込み)に誘導したり、インフルエンサーとして企業からお金をもらって商品PRしたり等。

・また、サラリーマンという視点で考えると、そもそも自社内で上司や役員等に気に入られることに加え、社員からも信頼されるだけの能力や知識が必要であり、そこが今の会社で難しい場合は転職などを検討することとなる。
特に、一緒に働くスタッフなどの評価の方がシビアで、関わる時間も長いので、仮に錯覚資産で役職が上がっても、実力がなかったり人として尊敬されていないと周りが付いてこない恐れもある。

・よって、副業やフリーランスなど対外的なものであれば、毎日コンスタントに一貫したテーマの投稿を続けてファンや信頼を獲得し、マネタイズする。
サラリーマンの場合は、錯覚資産を作りつつも周りから好かれる(ハロー効果)やスキルアップにもより力をいれることが必要なのではないかと思った。
色々周りの環境や人を思い浮かべ、考えながら読めたのは良かった。

0
2023年02月10日

「ビジネス・経済」ランキング