【感想・ネタバレ】人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっているのレビュー

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映画のマトリックスを体験する本

2018年08月30日

表紙がおちゃらけているのに、
内容はとても切実なもので
どうしてわざわざこんな誤解されるような表紙なんだと思ったが、
ある程度の何某かの耐性なり、見込みがないと
読み始めることのできない本なのかもしれないと感じた
そういう本、どんなジャンルにもあると思いません?
この本は表紙が強いフィルターになって...続きを読むいる、
とても厄介な本です



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Posted by ブクログ 2024年04月14日

pvの絶対数を増やさなければ、なかなかいい環境にはありつけない サイコロを振る回数を増やさないことには、成功確率はなかなか上がらない

実力中心の世界観で生きるより、錯覚資産-運-実力の世界で生きる方が圧倒的に強い

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月29日

自分のためのメモ

人は錯覚するものなので、抵抗せず錯覚の中でうまく生きる&自分の内面的な判断には錯覚しないように。
錯覚を利用すると成果や成長する環境に恵まれ、結局実力も向上することになる。実力があれば良いと考えるのではなく、錯覚を利用することが重要

脳は過剰に 一貫性、原因、結論を求め...続きを読むてしまい、無意識のうちに書き換えてしまう。以下のバイアスに注意

認知的不協和: 自分の中で矛盾や葛藤があると無意識のうちに矛盾を解消しようと書き換えてしまう。
感情ヒューリスティック: 人は直感的に正しいことを選ぶのが楽だから、好き→正しい→メリット大→リスク小 と独立した事象も頭の中でつなげてしまう
ハロー効果: 一部が優れていたら他も優れていると思ってしまう
一貫して偏ったストーリーを真実と思い込む
難しい問題には簡単な質問に置き換えた答えを使ってしまう
少数の法則: 統計的に優位と言えないごく少数のサンプルのデータを真実と思い込むこと
運を実力と錯覚する: PV. CVRへの投資配分を誤らせるバイアス
後知恵バイアス: 物事が起きてから、自分はそれを予測していたと考える傾向
デフォルト値バイアス

正しいけど複雑な話よりも簡単な一貫性の話が好まれる。上司は好きな部下を有能と勘違いする。有能そうな肩書きで判断する。これらは無意識に起こっているので指摘しても無駄。利用しよう

手に入らないものに価値があるのは耐えられないので、無価値と置き換えてしまいがち。その能力を獲得したり既に持つ他人を利用したり、利用しようと待ち構えていると考えるのが良い
さもなくば、キモくてカネがなく無知で頭が悪く弱く不健康な状態の泥沼にハマってしまう。現実世界におけるプラスの価値自体を否定すると自分が損をする

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Posted by ブクログ 2024年03月06日

運により成功し、成功すると良い機会、良い人脈、良い仕事が手に入り、実力がついて、また成功できる。確かに、と思うところが多い。成功、成果は実力が生み出すと考えていたので、面白い着眼点だと思った。

フレーズ

「錯覚資産によってよい環境が手に入り、よい環境によって実力が育ち、実力があるからそれが成果を...続きを読む生み、その成果を利用してさらに錯覚資産を手に入れる」というループが回ることで、錯覚資産と実力が雪だるま式に増えていくという構造があるのだ。

自分に才能があるかないか?  を悩む時間があったら、その時間を、単純に、試行回数を増やすのに投資したほうが、はるかに成功確率が高くなる。悩んでる暇があったら、 1回でも多くサイコロを振ろう。これは運ゲーなので、悩んで悩んで悩みまくってサイコロを振ったって、悩んだほどには、いい目が出る確率が高まったりはしないのだ。

つまり、なにもすべての属性について、自分自身の属性 Xをプラスにする必要なんてない。むしろ、それぞれの属性について、その属性がプラスの人間をうまく使って、自分の人生を切り開いていったほうが、効率がいい。

真に読む価値のある本は、読者に、新しい世界認識をもたらしてくれる装置になっている。

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Posted by ブクログ 2023年12月04日

読んでよかった!
普段こういうタイトルの本は読まないんだけど、なんか真面目にコツコツ実績あげてるのに評価されてなくね?という疑問が最近頭から離れなくてモヤモヤしていた時に「真面目な人ほど読んだ方が良い」というような書評を見て読んでみることにした。

まさにコペルニクス的転回、何故「実力で勝負」が通用...続きを読むしないのか、心理学的見地からさまざまな角度で否定してくれる。

同じように何故アイツばかり評価されて自分の実績は大して評価されないのだろう、という方がいたらぜひ読んだらいいと思う。これは「真面目な僕たちが正しく卑劣に戦い抜く」ための本だった。

ただしこのツールを使いこなすには一読しただけではダメで、何度も読み込んで日常的に適用し、骨身に染み込ませる必要があるとも感じる。しばらく周回してみようと思う。

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Posted by ブクログ 2023年10月11日

期待が重荷にならないよう過大に評価されることを避け、ありのままでいることを大事に生きてきた。だけど、錯覚資産を利用することを考えてみれば、できないことにチャレンジできる気がした。
逆に仕事ができないなど「錯覚負債」を負ってしまわないためにもバイアスを理解することは役立つ。

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Posted by ブクログ 2023年06月11日

錯覚資産
持ち続けた方がいい考え方で
社会人一年目で仕事ができるかどうかのレッテルが貼られる前に読めてよかった。

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Posted by ブクログ 2023年01月04日

「錯覚資産」と「感情ヒューリスティック」という概念が非常に参考になった。
職場を思い浮かべると思い当たるところが多々あり、今後に活かせそうです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月22日

概ね納得!
ただ1つ注意したいことは
【自分だけは自分の錯覚資産に勘違いをしてはいけない】
ということ。

運良く何かを得られても、その錯覚資産に溺れてはいけない。
周囲に錯覚させる事は良くても、自分だけは自分の本当の実力を把握していないと溺れて痛い目を見ることになるだろうなと思った。




「勘...続きを読む違いさせる力」というと、自分に能力がないのに相手を騙して自分をよく見せる悪い力と解釈されそうだが、実際にはそんなネガティヴな意味はない。

「この人はすごい」と認知されるだけで、勝手にことがうまく運ぶよ、という話。


読んでよかったと思うポイントは
Aさん【実力があってもそれを認知されていない人】

よりも

Bさん【実力はAさんに劣るけど、周囲に「あいつはすごい」と認知されている人】

の方が実力が伸びやすく成功に近いということ。

これはいたってシンプルで、周囲に認められれば(本書でいうところの勘違いをさせることができれば)良いチャレンジ・良い上司・良いテクニックに出会う確率が高くなる。
結果的に上述したAよりも実力がつきやすく、成長できるということ。

成長するためには自分1人でコツコツ土日にスキルアップの勉強をするより、
そういう環境で実践していくことのほうがよっぽど重要だ。

だから自分をよく見せることは大事だし、見せる範囲を広げて行くことも大事。

これを理解しておくだけでうまくことが運ぶことが増えるだろうなという良本だと思う。


人と仕事をする人はぜひ読んで欲しい。

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Posted by ブクログ 2023年01月30日

文字通り、運や実力よりも「錯覚資産(勘違いする力)」が人生を左右することを説いた一冊。

錯覚資産によってバイアスを掛けて評価し、また自分の評価を無意識に補正してしまうというのは、今までも心理学でいわれていることであるが、豊富な事例を交えてわかりやすく説明してた。

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Posted by ブクログ 2024年05月05日

・実力のみが人の評価になる訳ではなく、それ以外の勘違いさせる力で、何をやっても出来るんだろう、と、錯覚させることが重要。ということに気付いた。

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Posted by ブクログ 2023年08月03日

錯覚資産、、、いい言葉だぜ!
常に錯覚資産意識して、サラリーマン生活を送らねば思った次第です。自分をブランディングするみたいなテーマの本が何かあった気がしますが、つまりそういうことと近い気がしました。

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Posted by ブクログ 2023年04月18日

タイトルからは分かりにくかったのですが,認知バイアスの本でした。

錯覚資産
=他人が自分に対して抱く,自分に都合のいい錯覚
=ハロー効果の強さ
 ×思い浮かびやすさ
 ×思い浮かべる人の人数
 ×思い浮かべる人の質
これが思考の錯覚の種類ごとにある
→多次元図形の体積

思考の錯覚の種類
・ハロー...続きを読む効果:マイナスもある。数字で強化される。
・少数の法則
・運を実力だと錯覚する
・後知恵バイアス
・利用可能性ヒューリステック
・デフォルト値バイアス
・認知的不協和の理論
・感情ヒューリスティック
・置き換え
・一貫して偏ったストーリーを真実だと思い込む

脳の3つの過剰性が認知バイアスを生む
①過剰に一貫性を求める
②過剰に原因を求める
③過剰に結論を急ぐ

成功の主要な要因は運であり,「サイコロを振る回数を増やさないことには,成功確率はなかなか上がらない」
→PV向上とCVR向上とを比較したとき,運より実力という思い込みで,後者に比重をかけすぎていないか?

思考の錯覚は,無意識が勝手に記憶を書き換えるので,不可視である。

錯覚資産は複利で増え,べき分布する。

人間は指数関数的な増え方を直感で理解できない。
「1分間に2つに分裂する細菌が,24時間で,瓶いっぱいになるとする。その細菌が瓶の半分にまで増えるのは,いつか?」
→23時間59分

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Posted by ブクログ 2023年04月16日

「今の仕事は自分に合っていないのではないか」「転職するべきだろうか」という悩みを抱えていた時期に読んだため、これからとるべき行動の方針が見えたような気がした。
そもそも上記の悩みを抱えるのではなく、自分の優秀さを周りに錯覚させるために、目の前の仕事や与えられた仕事をひたすらこなすことが、自分の成長に...続きを読むつながるのだと学んだ。
また、そのようなことができる環境に今いることを認識することも必要なのだと感じた。

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Posted by ブクログ 2023年03月18日

人間の感受性などがわかりやすく書かれていた。
ハロー効果、ヒューリスティック効果など知ってはいたが、日常にこれでもかというほど影響してるなという印象だった。とてもよかった

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Posted by ブクログ 2023年03月15日

ハロー効果、感情ヒューリスティックなど名前は知っているが、実社会でどれほど人が影響されているかを思い知らされた。
・成功する確率=実力×知名度(コネ、ブランド)
・実力は実力のある人と同じ環境にいることで必然的に磨かれていく。知名度を上げる努力をした方が効果が高い。
・バイアスや直感的な好き嫌いの中...続きを読むで社会が成り立っている。それらを活かして立ち回る方が利口で生きやすくなる。
指摘自体は面白いし役に立つが、似たような言い回しの繰り返しが気になる。偉そう感のある文体に目をつぶればとてもいい本だと思う。

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Posted by ブクログ 2022年12月05日

▪️感想
錯覚資産という言葉を初めて知った。
人は常に思考の錯覚のなかで生きている。
直感的に行動したほうが楽だが、それは間違った選択を正当化して、突き進めてしまっているだけ。
この本で得たことをレンズにして、一歩引いた目線で物事を見ていきたい。

▪️フレーズ
・錯覚資産(優秀な人だと誤認させる事...続きを読むのできる経験や経歴)

・錯覚→良い環境→成長→錯覚資産を手にいれる
・世の中はハロー効果で溢れている、部下から見た社長上司、テレビで見る有名人、コンメンテーター

・成功は成功の母

・人間はコントロール欲をもつ
→努力すれば成功するのように実力を高めれば成功する用に思いたい。実際は運の割合が大きい。

行動に移すこと→サイコロは多く振ったもん勝ち→成功は運→運良く成功→ハロー効果を得る→確変中にぶっこむ

▪️行動
自分の錯覚資産を認識する
錯覚資産を使ったいいサイクルをつくる



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Posted by ブクログ 2022年11月25日

錯覚資産めちゃおもろいよー。最初は背伸びして見栄張ってその後なんとか追いつかせるギリギリで生きてきた僕からすると同感しかない。元々できるやつは嘘つくな!とか言ってきそう。けど平凡な人はこれが良いよお

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Posted by ブクログ 2022年11月23日

ざっくりとした心理、認知バイアスの本ですが、ハロー効果のところで出てきた最初にいいポジションを得た人は成長する機会に恵まれ、のちの差は埋め難いものになるというのは重要な点であると思う。実感的にはその通りだと思いますし、だからこそ界隈の第一人者がいるのだと思いました。
もちろん例えばメディアに露出する...続きを読む時間が増えれば増えるほど価値を減らしていく人もいるので、状況に合った能力は必要なのだと思うのですが、それが実力なのかと言われると疑問であるというのが雑感です。

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Posted by ブクログ 2024年04月22日

上手くいくに決まっている案件でうまくいっている人と、難しい案件でうまくいっていない人だと、確かに前者の方が調子良く見える気がする

1つのプラスが全体に良い方向に影響するように、1つのマイナスが全体に悪い方向に影響することもあると思うので注意が必要

普段の仕事では正直あまり使えなさそうだが、転職活...続きを読む動の際には使えるかもしれない

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Posted by ブクログ 2024年02月10日

実はこの本、出版された2018年に読んでいた本。
その時にすごく頷きながら読んだ思い出があって久しぶりに手に取った。

6年経っての読んだ感想は、あの時から自分がすごく変わったなぁってこと。

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Posted by ブクログ 2023年11月23日

有名ブロガーかつ本業はアントレプレナーでもある著者による本。

本著において、著者は一貫して「今の社会は実力主義という欺瞞に満ちており、実際には「実力があると周りから勘違いされた人」が活躍する世界である」と主張する。

そして、人間は他の人を正しく評価することなどできなくて、その評価のほとんどは「認...続きを読む知バイアス」によって決まっているとする。
著者は大学では認知心理学を学んでいたらしく、この心理学側からの切り口が主となっている。

本著で挙げられている心理的な効果や実験は有名どころがほとんどで、ひと通り認知心理学・行動経済学の基礎を知っている自分からすると内容は物足りなかった。
ただし、著者の主張は実際のビジネスでのケース/シーンときちんとリンクしており、その説得力はあると感じた。文章も平易なので、初学者にはおすすめできる本だと思う。

「現在のビジネスでの評価が「勘違いさせる力」で決まっている」という主張には個人的にもその通りだと思う。
自分の直属の部下であろうが、100%客観的な評価をすることなどできはしない。その評価には主観的な印象やイメージが混在している。
「こいつはやっぱり優秀だな」は起こりやすく、「こいつはダメだと思ってたけど意外と優秀だな」を起こすにはより明確な成果が必要だ。

それでも初めの錯覚を引き起こすのは本人の資質と努力である。だから、本著の捉え方としては「どうせ評価は勘違いで決まるのだから何をしても一緒やん」ではなく、「自らの努力と思考によって周りに積極的に勘違いさせてやる」という方が生産的だと思う。
周りに自分の能力を錯覚であろうが高く評価してもらうことでより良い・難しい仕事にアサインできるようになるし、それをこなすことで本当の実力も上がっていくのだ。

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Posted by ブクログ 2023年11月19日

行動経済学とかその手の本で紹介される認知バイアス等について書かれた本ではあるが、実社会での使い道という観点でわかりやすくまとまっている。錯覚資産を複利で増やす、というコンセプトは明確だけど、どうやって?というところは結局運と実力が必要なのは間違いないかな。2ループ目に、運と実力以外の要素が効いてきて...続きを読むいる、ということを自覚するのが大事。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月20日

見た目がいいと全てが良いように人から思われる
人に実力があると錯覚させると良い環境に恵まれて成長できる
錯覚させて実力があるように見せないと発言権までも失う
運が良くて成功するとそれが相手には実力だと思われる
ハロー効果 何かが優れていると他の全てが優れているように見えること
成功は成功を生む
具体...続きを読む的な数字が出せる仕事は受けた方がいい
一回成功するとその後も成功すると錯覚する
パフォーマンスが一度悪いと全てが悪いように捉えられる
判断が難しい時に直感は当てにならない
自分がどのようなポジションで活動できるかを上司とかにアピールする
そして相手が自分を思い出しやすくする
PV ページを見てもらえた回数
CVR そのうち実際に商品を買う人の割合
スキルアップを一人でするよりスキルアップの環境を手に入れる方がいい
実力がなくても自分を売り込む
学歴や肩書は強力なハロー効果になる
偉い人や高学歴の人に取り入る
話に一貫性を持たせて、曖昧な受け答えをしない
多分とかは使わない
断定できなくても断言する
言い切る
一貫性のある主観的なストーリーに人はついていく
人間は無意識に複雑な思考を避けてしまう
上司の顔色を伺うことがビジネスでは大切
仕事に成功したらそれを言いふらす
ハロー効果が強いと人に思い浮かべてもらえ
人に思い浮かべてもらうとハロー効果が強くなる

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Posted by ブクログ 2023年09月03日

いろんな人間の脳が持つバイアスに、自分自身とても心当たりがあるなあと思った
特に結果を知ってから、知っていたように認識するとかあるある
物事のいろんな側面を見て生きていきたいなあと思った

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Posted by ブクログ 2023年08月08日

ライトな本で読みやすかった
言いたいことはよくわかったが実践編があまり身近じゃなかったのでそこが残念

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Posted by ブクログ 2023年07月02日

胡散臭い著者の略歴、冒頭から連なるクリシェの数々、大きいフォントと多めの改行。
警戒感マックスで読み始めたが内容には同意。
でもたぶんそれも錯覚。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月10日

・YouTubeやTwitterのように、PVを増やしていくことで結果的に実力も上がり、錯覚資産が複利的に増えていく。

マネタイズという観点で気になったのは、YouTubeはある意味それだけで閲覧数が増えると収入に直結する側面があるが、その他のSNSは直結させるための更なるコンテンツが必要であるの...続きを読むでは無いかということ。

つまり、InstagramやTwitterから、自分のHP等(物やサービス申込み)に誘導したり、インフルエンサーとして企業からお金をもらって商品PRしたり等。

・また、サラリーマンという視点で考えると、そもそも自社内で上司や役員等に気に入られることに加え、社員からも信頼されるだけの能力や知識が必要であり、そこが今の会社で難しい場合は転職などを検討することとなる。
特に、一緒に働くスタッフなどの評価の方がシビアで、関わる時間も長いので、仮に錯覚資産で役職が上がっても、実力がなかったり人として尊敬されていないと周りが付いてこない恐れもある。

・よって、副業やフリーランスなど対外的なものであれば、毎日コンスタントに一貫したテーマの投稿を続けてファンや信頼を獲得し、マネタイズする。
サラリーマンの場合は、錯覚資産を作りつつも周りから好かれる(ハロー効果)やスキルアップにもより力をいれることが必要なのではないかと思った。
色々周りの環境や人を思い浮かべ、考えながら読めたのは良かった。

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Posted by ブクログ 2023年01月08日

仕事の成功が運や実力よりも錯覚資産(他人が自分に対して持つ、自分にとって都合のいい思考の錯覚)に依ることを認知心理学の観点から説明している本。
人は何かを考える際には無意識に認知バイアス(思考の錯覚)をかけて判断をしているため、他人の思考の錯覚を上手く活用することで人生の活路を切り開きやすくなると説...続きを読むいている。
本の構成が短編の社説をまとめた形になっているため、トピックでまとまっておらず、バラバラと述べられている印象はあるが、会社で適切な評価を受けていない方は一読してみると良い一冊。

参考までに、本書で紹介されている認知バイアスの一例を記す。
・感情ヒューリスティック:好きなものはメリットだらけでリスクがほとんどなく、嫌いなものにはメリットはほとんどなくリスクだらけだと思い込む認知バイアス
・利用可能性ヒューリスティック:思い浮かびやすい情報だけを使って答えを出す認知バイアス
・一貫して偏ったストーリーを真実だと思い込む:すべての情報を与えられるより、一貫して偏った情報だけを与えられたほうが、魅力的で説得力があり正しいと感じる認知バイアス

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Posted by ブクログ 2022年05月23日

タイトルが面白くて、気になっていたので読んでみた。

なかなか面白い着眼点で、「錯覚資産」という言葉もなかなか面白い。

確かに著者の言う事もよくわかります、心理学的な観点からの話もあり、関心する内容だった。

この「錯覚資産」という考えを上手く使っている人は確かにいるし、それを、使えるようになれば...続きを読む世界は広がると思う。

一度読んだだけではなかなかに、ややこしい部分もあるので、再読して使いこなせるようになりたい。

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Posted by ブクログ 2022年09月06日

むかーしからTwitterおよびはてな界隈で影響力を持っているアルファブロガーのfromdusktilldawn氏が、キャッチーになって新登場、本を出しましたと。

ブログ『分裂勘違い君劇場』は、ひとつひとつの記事が結構長くて、考察も深くて、とても面白いんだけど、本にした瞬間所詮ブロガー感があって、...続きを読むなんか薄っぺらく感じてしまう内容でした。まあ売れる本ってそうなんだろうけど。

と言いつつも、良いこと言ってます。会社の先輩からアドバイスもらってる感じの内容。
ハロー効果を最大化するために、過去の実績はしっかりアピールして、あいつの言ってることだから正しそうだ、という信頼を勝ち得ることとか、成功体験を増やすためには数をこなすこととか。

===

P14 - 周りの人が自分に対して持っている都合のいい錯覚は資産である。=錯覚資産

P92 - たくさん成功実績を積むことでハロー効果(=錯覚資産)を手に入れられる。たくさん成功実績を積むためには、たくさんトライすること。

P162 - マイナスのハロー効果があると思ったら環境を変えて(転職など)、リセットする手もある。
P169 - 判断が難しい時、人は思考停止によりデフォルトを選びがち。(転職しないという選択を選びがちだが、これは選ぶのをやめただけ)

P224 - スキルアップしやすい環境を手に入れる、というメタレベルに時間を投資したほうが、早くスキルアップできる。

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