あらすじ
リーマンショックやチャイナショック時でも、常に圧倒的なパフォーマンスを実現してきた現役ヘッジファンドマネジャーが教える「世界史」で未来を予測する技術。「オランダ黄金時代」「18世紀前半のフランス」「1920年代のドイツ」など、世界史から「投資のエッセンス」を抽出した投資家のための歴史の教科書。
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Posted by ブクログ
最近読んだ本の中で一番良かった。
世界的ファンドマネージャーの塚口直史さんの著書。
著者の別作品もぜひ読んでみようと思う。
・世界3大バブル、ミシシッピバブル
紙幣のジョン・ローによる発明
実利を超えたジャンク債の高騰
王立銀行、紙幣への不信感→バブル崩壊
・世界経済のトリレンマ
グローバル化、国家主権、民主主義
・オランダ黄金時代
銀の埋蔵量
→南米ポトシ銀山6割、日本銀3割
日本との外交による日本銀でのオランダ経済の隆盛
銀の過度の採掘、オランダ資本の行き場不足
→チューリップバブルの発生
・コンドラチェフの波
インフラの耐用年数が50年
2018年より日本は上向きに突入
・ビッグショートへの対策
1.インデックス投資
2.リスク金融商品
→VIX連動インデックス
・仮想通貨の暴騰の要因
→中国人民元との関連性
・戦争に備えた対策
金による資産管理
永世中立国のスイスフラン
・これからの時代
新興国の時代
→FACTFULLNESSより、
発展途上国の下流階級→中流階級への発展