あらすじ
――――たった4時間で、英語は話せるようになります!
あなたは、もしかしたら、これまでに英語で会話する際に、悔しい思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり、落ち込んだりしたことがありませんか?
でも、大丈夫です! 本書を読めば、あなたは今後、二度とこんな気持ちになりません。
あなたが英語ができないのは、やみくもに勉強したり、最短で英語ができるようになる方法を知らなかっただけです。
本書でお伝えするメソッド「大人のための5歳児英語」では、短期間で英語が上達することを目標にしています。
今、あなたが持っている英語力でOK! 英単語、イディオム、文法を知らなくても大丈夫! 英語を話すには単語より、イディオムより、文法より、留学などの英語環境より重要なものがあるからです。それは、ずばり「言いかえ力」!
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ex彼女は玉の輿にのった。
→5歳にわかる日本語に変換「彼女はお金持ちの男性と結婚した。」
【She married a rich man.】
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英会話をする際に、上記のようにむずかしい日本語を英語にするには、まず日本語を「5歳の子どもでもわかるカンタンな日本語」にすればカンタンに英語が出てくるようになります。
本書では、どんな相手とでも英語で会話ができるように、「大人のための5歳児英語の基本の6つのルール」とその秘訣をお伝えしていきます!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者は英語講師・通訳者。と言っても帰国子女などではなさそう。6つのルールとは
1.そもそも何が言いたいのか?を考える
2.文章はとにかく短く
3.大胆に省略する
4.曖昧な表現は具体的にする
5.熟語は平仮名にする
6.正解は1つではない
そのなかでも1.が特に重要。1.をさらに細分化すると、
ステップ1.そもそも何が言いたいのか?を考える
ステップ2.(5歳児にもわかる)カンタンな日本語にする
ステップ3.それを英語にする
英語にする前に自分の主張を簡潔にそぎ落とすことは、ノンネイティブによるコミュニケーションを上手くするのに有効な手段だと思う。
Posted by ブクログ
どんな仕事をしているのか、誰と話すことが多いのか。英語を使う仕事をしているのか。英語となればなおさら高い壁に感じるのは確かだ。
そんな不安を払う一冊だ。文法よりもまず心構えと姿勢を整える。完璧を目指さず伝える意志を持つこと。それが異文化を超える鍵になると説く。ルールはシンプルだが実践するには勇気がいる。
言葉は技術ではなく想いだ。英語を話すとは異なる誰かと心を結ぶこと。その一歩を踏み出す背中をこの本はそっと押してくれる。
Posted by ブクログ
奥さんお勧めの本。英語を話すためには、「一番話したいことを5歳のこどもでもわかるカンタンな日本語で表現することが大事で、思いついた日本語を簡単な日本語に変換する「言いかえ力」を見につければ良い」とのこと。なるほど、これは実践したいです。ただ、本書にも書かれてるけど、アウトプットの場がないと上達しないのでそれを探さないと。。。その他は、海外の人とコミュニケーションを取りやすい環境構築のための海外の会話文化の紹介。この辺りは近年、国内日本語社会でも推奨されている行動様式と思う。自分は大阪出身なんですが、基本的に大阪は他人を楽しませることを美徳とする文化があって、このあたりの感覚はある程度身についているような気がした。