【感想・ネタバレ】なにわ人情謎解き帖 ： 1 天満明星池のレビュー

加瀬政広

第34回小説推理新人賞受賞作家のデビュー作。「天下の台所」として活気溢れる幕末の大坂を舞台に、町奉行所の心優しい青年同心・鳳大吾と、梓巫女見習いの活発な少女・お駒が手を組み、数々の事件を解決していく。町の風物に根ざしたユニークな謎と、事件の中で明かされていく庶民の人情が、心を揺さぶる一冊！

[ブクログ · ★★★★★]

内容（ブックデータベースより）

34回小説推理新人賞受賞作家のデビュー作。
「天下の台所」として活気溢れる幕末の大坂を舞台に、
町奉行所の心優しい青年同心・鳳大吾と、
梓巫女見習いの活発な少女・お駒が手を組み、数々の事件を解決していく。
町の風物に根ざしたユニークな謎と、事件の中で
明かされていく庶民の人情が、心を揺さぶる一冊!

令和6年8月5日～9日

[ブクログ · ★★★★☆]

京の町で同心をしている大吾はある事件で梓巫女のお駒と出会う。盲目のお駒は死人の意識を降ろして亡者と話したがっている人と話しをさせるいわゆるイタコになる為の修行をしている。だからか不思議な雰囲気を持っていて、話しをすると頑なだった人の心をほぐしてくれる。
そんな二人が町で起きる様々な事件を解いて行く。明るく健気なお駒と、偉ぶってない大吾のコンビが楽しい。続きがあれば読みたい。