【感想・ネタバレ】本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2020年10月07日

仕事やライフを遊びのような感覚で取り組んで自分のものにしていきたい、と考えて「遊び」というワードで検索して出会った本。そのような内容とは少し違ったが、つまらないと思えるものも含めて多くの本を読むことが教養を深めたり閃きのベースになるものを蓄えたりするうえで有効だということがよくわかった。理系の人の考...続きを読むえ方を身につけてみたいと思った。この本の中で勧められていたSFを読んでみたいと思った。

0

Posted by ブクログ 2020年06月29日

本を遊ぶ、というタイトルが腹落ちする本。
著者の本との付き合いの深さ、長さ、量からくる経験談と偏見が楽しい。

本との出会いは、人との出会いと同じ。
読むだけでなく、対話する。

対話はアウトプットにも繋がる。

古典の良さも出てくる。
古いのに、生き残ってきた力強さがあって、古く感じない、とある。...続きを読む
確かに、中国の古典や哲学、仏教を読んでいても感じること。

現代における仕事のほとんどは、知恵のあるなしで値段が決まる。だから本にお金を惜しむべきではない。この意味でも、働く時間を解放して、本と遊ぶ。

そして仏教でも知恵を付けなさいという話があり、苦悩から解放には、知る事とある。

偏見を貯めよう、という。
偏見は良くも悪くもあり、それを知ること。
そしてそれを塗り替えていくことが大事。

美術の話しで、遠近法や美しい写真のような絵を覆す現代美術の話を思い出した。偏見を認知し、誰も気づかなかった、新しいものを作り出す。

workerからplayerへ。
誰もが遊んで暮らせる世の中の実現。
「遊」こそ人の本質。

0

Posted by ブクログ 2018年09月24日

読書法について書かれた本が好きで何冊か読んでいるが、私が読書の達人から知りたいのは、大量に読む技術や速読術ではない。その人が本から何を得ているのかを知りたい。
著作が言うには『本を読むことで身につく力は、データを自分で収集し、考え、どの本にも書かれていない情報を自分が構築できる力』である。
1冊の本...続きを読むから得られる情報に価値があるのではなく、情報をつなぎ合わせて自分が出した答えにこそ価値がある。

0

Posted by ブクログ 2018年08月10日

本をたくさん読むにはどうしたら良いのだろうか?と悩んでいたときに出会った一冊。作者は、命令形で〜しなさい、するべき、という言葉をひとつも言わなかった。「読書感想文は100年早い」など、気になった目次があれば、普段本を読まないひと・読書する習慣が身についているひとどちらにも読んでみてほしい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月12日

 自分自身の読書観を刷新できました。著者は、自分の力でものを考えられるようになることが一番大事であるとし、読書をその最有力の手段として位置づけています。これは私も同感ですが、このことについての思索の深さとノウハウの豊かさには、さすが、と感心しました。すでに読書好きの人にもおすすめです。
 著者は一人...続きを読むの時間を大切にすることや、自分の意見に自信(というか確信でしょうか)をもつべきことなど、安易に「つながり」に流されない個人の自立性を重視しており、読書を通じてタフな精神を磨いてきたことが読み取れました。個人的にはこの点が、この本を気に入った一番の理由かもしれません。

0

Posted by ブクログ 2018年04月30日

読書に対する向き合い方について述べている本。
何のために本を読むのか、読書のメリットは何か。どんな本を読むか。「読書は今の自分を映す鏡」。「偏らずにいろんな本を読んでみよう」…。

書かれている内容と比べて、今の自分の読書生活はどうか。それを見直せる機会を得られた1冊。
色んな本をもっと読んで、1つ...続きを読むのテーマについてこのくらい熱心に語れるくらいになりたいと、読書に対するモチベーションが上がった。

0

Posted by ブクログ 2018年04月29日

著者の読書量は既に広く知られていますが、この本からも著者の読書愛が感じられました。普段本を読まない人もたくさん読む人も、どのように本と向き合っていくか、どのように読むべきかを考えさせられる内容です。本は読むだけではなく考えること...とこの本の中でも述べられている通り、この本を読んで本との向き合い方...続きを読むを考えるきっかけになると思います。巻末に「あなたをアップデートする10冊」としておすすめの書籍10冊が取り上げられています。21世紀の資本など真面目な本がある中で、最後にポプテピピックが入っていたのはやや面白いというか、レンジの広さを感じました。(関連の書籍として同著者の「空気を読むな、本を読め。」という書籍がありますので、こちらもおすすめです)

0

Posted by ブクログ 2018年04月19日

久しぶり小飼作品。早食いならぬ早読み、羨ましいです。速読術的なものは正直興味ないんだけど、内容も咀嚼しながらの早読みなら歓迎。義務教育は、あくまで”義務”だから、嫌だからとか通学しなくても分かるから、とかの理由で拒否する権利はない訳だけど、高校以降、独学で出来るなら素晴らしいし、それはそれでアリなの...続きを読むかも。それにしても、ここでもやはり強調されているのはアウトプットですね。このブログが多少なりアウトプットになってると信じてるんだけど、もっと内容のブラッシュアップを図らないと、と思える次第。それぞれの本を読みながら、同時にこっちも少しずつ書いていく、っていうスタイルの方が良いのかな。読み終えてからだと、どうしても細部で忘れていることとか出てくるし。って、最後は完全に独り言の世界でした。

0

Posted by ブクログ 2023年03月10日

本を読もう、というワンテーマをいろんな切り口から説いてくれるから、色々と自分に置き換えて想像してしまいます。
テレビは無駄だと知りつつだらだら見てしまうけど、何も残らず時間を無駄にしてる場合が多い(後で何やってたのか覚えてない番組は見るだけ無駄だよね)。
時間の効率、タイパが持て囃される昨今だけど、...続きを読む浮いた時間はただ無駄に捨ててるだけ。
なぜ本を読まないのかというと、お金でも時間でもなく、疲れるからだと思う。テレビは聞いてるだけでもだいたいわかるが、本は内容を理解していないと先に進めないから大変。
とはいえ本をもうちょっと読もうという気分にさせてくれたのは違いない。本を遊ぼう。

0

Posted by ブクログ 2019年08月03日

・本を読んだら自分を読む
(自分は何が分かっていて、何が分かっていないか、など)
・本を読んだら「考える」

・いろんなジャンルの本を幅広く読む

・伝記を読む

0

Posted by ブクログ 2019年01月28日

年間5千冊の本を読むという著者が説く、「本を読むとは」。
何をするにも己が主体であるという認識を持つことの大切さ、本を読みどう活かすかが述べられている。
小飼氏、好き嫌いのハッキリしている人ですね。何をするにも自分で選んでいるから、人生に肯定感が持てるのだろう。
読んだ本をアウトプットすること、やっ...続きを読むてみようと思った。

0

Posted by ブクログ 2018年12月30日

本代にはケチらない。
なぜなら、その何倍にもなって返ってくるから。
人は知に集まる。
差異に面白い味がある。

働く時間があるならば、勉強しよう。
読書をしよう。自分を磨こう。

8時間は働きすぎで2時間で良いというのは、その通りだ。
実際2時間になると勉強する時間がたっぷりできる。
もちろん生産性...続きを読むは8時間の時の最低でも4倍以上をキープだ。
そうしたキープ力も勉強する時間もお金もない時から勉強しているからできるものだ。

0

Posted by ブクログ 2018年11月07日

読書法のような本は、読書のうちに入らないと思いつつも好きで手に取ってしまう。
この著者は有名らしいけれど、浅学の身で名前も知らなかった。年間5000冊を読破する伝説の書評ブロガーということだけれど、私としてはあまりピンとこなかった。「あなたをアップデートする10冊」としてあげられている本のうち、1冊...続きを読むしか興味を持てなかったのもズレてる要因かも。てか、私がまだアップデート段階に達してないってことか。

0

Posted by ブクログ 2018年10月08日

構想力は妄想力であり、なにかを成し遂げたいなら具体的な理想を思い浮かべる

本"で"遊ぶという本ではないことは理解できるのだが、どういう意図で本"を"遊ぶというタイトルなのかもう少し考えたい

時間を置いて、再度読み返したい

0

Posted by ブクログ 2018年08月08日

自分は現在、読める本を読んでいるのか、

読みたい本を読んでいるのか、

読まされているのか、

楽しいから読んでいるのか、

不安だから読んでいるのか、

知りたいから読んでいるのか、

はっきりわかりません。

読書は、その都度、見せる顔が違います。
不思議と、本は、それぞれ独自の周波数を出して...続きを読むいて、
自分の状態と、ぴったりと合えば、
素晴らしい読書体験をもたらせてくれます。

子飼氏の読書量は、尋常ではありませんが、
読書は、量がモノを言うわけではなく、
また知識が増えるの増えないというものではなく、
あくまで、自分の「目的」や「態度」によって、
読書は、まったく違う体験を私たちにもたらしてくれます。

読めば読むほど、読みたいものが増えていきます。
しかし、本は無数あるのに、自分達が読書にさける時間は、有限です。
時代ごとで、読書の価値は変わります。今は、読書にとって、
その存在意義が一番あると確信しています。
それは、万人が情報の発信やアクセスが容易になったからだと思います。

著者の発想力は、非常に独特ですが、その基礎となったものが、
最大の娯楽である読書ならば、
読書の可能性は、もっと、もっと語られてよいと思います。

もう読書人という言葉は、死語となり、知性なんかは、その存在自体が、
嘲笑の的になっていますが、もし、日々の出来事に、ささやかながらの、
思いを残したいのなら、本を読むことは、最大の媒介物として機能すると思います。
ただ、読み続けることの覚悟は、清水の舞台から飛び降りるほどのことなので、
それが、できる人と、できない人との差は、相当なものだと思います。

0

Posted by ブクログ 2018年08月08日

読書マニアここに極まれりという感。おこがましくも筆者とは価値観が比較的近いと思ってしまった。自分にとって目新しい分野の本をもっと積極的に読みたくなった。

紹介されている本の中には僕が読んだことがあるものもあって、見解の一致と相違の両方を楽しめた。サラッと紹介されているだけなので見解というほどではな...続きを読むいのだけど、例えば、野口英世への評価のくだりでは科学における業績という観点でのみムダだったとこき下ろしていて、その人生の輝きへのフォロー成分がもう少し欲しかった(話の文脈上必要ないという筆者の判断だとは思うが)。ネタ元の「遠き落日」(渡辺淳一・著)ではそのペーソス以外にも敬愛が織り込まれていたと思う。

読書歴の浅い者がおいそれと感想文を書くのは傲慢で本に対して失礼という理屈と気持ちは分かるけど、備忘録的に読後感ぐらい書いてもいいのではと思う。読み解きが未熟でもそれなりに思うことはあるはずで、まさにこの僕の拙文がそれ。

と、本を読めば、どこかしら批判したくなる箇所もあるし、共感や知見を得られることもあって、それが思考力を鍛えることに寄与するという、当然と言えば当然のことが提示されているのだけど、意外と自覚していないバイアスがある(分かっているつもりでもそうでもなかったりする)ものだとも改めて思えた。

0

Posted by ブクログ 2018年06月24日

本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術
2018/4/6 著:小飼 弾

人間はまわりにいる人の影響を受ける動物である。素晴らしい人と付き合えば、自分も負けられないと奮起するでしょうし、逆にまわりが何事もほどほどでいいじゃんという人ばかりだったら、努力するのもバカバカしくなってくる。

本気で自分を...続きを読む変えたいなら、場所、時間、人を変えるしかない。実は本を読むということは、この3つのすべてに該当する行為である。

常識を疑い、ゼロベースでものごとを考えられる人がよりよい人生を生きられるようになる。そのためにはまず本を読むことが大切である。

本書の構成は以下の6章から成る。
①読書で新しい自分はつくれる
②変化の時代、何をどう読むか?
③批判的読書で頭を鍛える
④偏見を買われる人材になろう
⑤アウトプットで本を血肉にする
⑥本当の教養は人生を豊かにする

本書は2013年に刊行された「本を読んだら、自分を読め」を加筆・修正し文庫として再刊行された。

年間5,000冊もの本を読む著者。著者の読み方や決まり事やメソッドはあるものの堅苦しいルールはない。あるけれども強要はしない。多読の人や読書のプロと思われるほど、本との距離を本当に上手にとっている。

守破離の離の段階には余裕で達した彼らからの読書との付き合い方指南は生活に溶け込んでおり、歯を磨くようなもの。しっかり磨けたらそれで良い。磨けない時ももちろんあるけどしょうがいない。そんな感じを受ける。

だからこそ長く続けることが出来る。
それだからこそ効果は絶大。しかし、効果を求めてそれはなされているものでもない。

上手であると共にとても楽しそうに本と向き合っていることがよくわかる。

0

Posted by ブクログ 2018年05月26日

本を年間5000冊も読む著者の本を評価するなんて、おこがましいが、色々勇気づけられた。
本ばっかり読んで…と思われる事も確かにある。それでもいいのだ。偏見は捨てるのではなく、育てるもの。
私は若い時に本をほとんど読んでいない。読むようになったのは、30代の頃から。小説を読んでいて、若い時に読んでいた...続きを読むらもう少し共感出来たかも…と思う事がよくある。著者も言っている通り10代、20代でもっとたくさんの本を読んでおけば良かった。
食わず嫌いのSFと、数学の本も読んでみるか…

37

0

Posted by ブクログ 2023年01月15日

「はじめに」の「誰もが遊んで暮らせる世の中を実現する」というフレーズに惹かれて読んでみたが、具体的な方法はわからなかった。しかし、そういうモチベーションで読書を積み重ねていくのは楽しそうだと感じた。

私を含め、読書論や読書術を手に取る人の多くは、「多読」を志しているのではなかろうか。その...続きを読む一人として私は、本書の中にあった、

「ハズレに対して寛大」であれ

との指針を大切にしていきたいと思う。

0

Posted by ブクログ 2022年07月26日

著者の圧倒的な読書量(年間5000冊)を背景に
、著者の独特な視点から読書の効能について、記されている。

0

Posted by ブクログ 2020年07月18日

勢いがあって、なかなか愉快だった。新しい何かをしることができた、とか深い感動があった、というわけじゃないんだけどね。俺自身、本を読むの好きだからさ。こういう話はなんか、楽しくなっちゃうんだよね。

0

Posted by ブクログ 2019年03月07日

本を読む人は文系というイメージがありますが、著者は様々な作家やジャンルの本を読むことを勧めています。数学の話はよくわかりませんでしたが、著者のお勧めの勢いは感じました。

0

Posted by ブクログ 2018年06月01日

小飼弾氏の名前を初めて聞いたのは、もう20年近く前になろうか、勝間和代女史の講演会。青山のブックセンターだったかなぁ。その当時既にブロガーとして有名だったらしいが、自分にとっては「変わった名前だな〜」程度。その後の彼の活躍は多くの人が知るものとなっている。本についての本は、特に大きな期待をしないまで...続きを読むも、どうしても手が伸びてしまう。出張中軽く読むには良いかなっという気持ちで購入。

「偏見を貯めよう」では、偏見を「過去に蓄積された常識で、肉体のレベルでの現象」と定義して、良い偏見と悪い偏見があるという考え方は面白い。

「なぜ読む人は稼げるのか」については、本を読むことによりより多くの着想が得られるからとこれまた至極もっともな教えも、小飼弾氏の言葉となるとやはり違うですね。

日本に働く私達が国・地方に払うお金は幾らで、何のために使われているのか?はじっくりと読んで覚えておきたい内容。

この本から刺激を受けて読みたくなった本の一覧。

小松左京「復活の日」
筒井康隆「ビアンカ・オーバースタディ」「カラダ記念日」「アホの壁」
神林長平「戦闘妖精・雪風」
みなもと太郎「風雲児たち」
養老孟司「バカの壁」


0

Posted by ブクログ 2018年05月31日

多読な著者によって、本を読むことの重要性が説かれている。
読書のための小技や著者自身のエピソード、読書への向き合い方が中心に語られており、エッセイに近い。

0

Posted by ブクログ 2018年05月13日

積ん読ができないタイプという著者の発言に驚愕。。仮想化と夢中夢をつなげて考えたことはなかったが、言われてみればその通りで、そういえば、インセプションって、夢の中に仮想環境を構築しようとする話だったなあと連想。

0

Posted by ブクログ 2018年05月06日

最近、森博嗣さんの「読書の価値」を読んだので、それと比較するような読み方になった。
それぞれ違いがありおもしろい。
森さんは、一冊一冊をじっくりと、
小飼さんは、どんどんどんどん読もう、という感じ。
本の構成もそれに似ている?ようで、
森さんは、あるテーマについてじっくりと、
小飼さんは、いろいろな...続きを読むテーマについて書かれていた。
ベストセラー等に頼らず、幅広いジャンルを、自分なりに考えながら読書をしようというのはどちらにも共通していた。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年05月03日

年5000冊読むというのが信じられなかった。
ある特定の筆者やジャンルだけでなく、幅広いジャンルを読むことが教養になること。ある特定のジャンルに特化することも重要である。

0

「ビジネス・経済」ランキング