【感想・ネタバレ】ちっぽけな世界の片隅で。のレビュー

あらすじ

見た目も成績も普通の中学2年生・八子は、恋愛話ばかりの友達も、いじめがあるクラスも、理解のないお母さんも嫌い。なにより、周りに合わせて愛想笑いしかできない自分が大嫌いで、毎日を息苦しく感じていた。しかし、偶然隣のクラスの田岡が、いじめられている同級生を助ける姿を見てから、八子の中でなにかが変わり始める。悩んでもがいて…そうして最後に見つけたものとは? 小さな世界で懸命に戦う姿に、あたたかい涙があふれる――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初の方は大したことないって思いながら読んでたんだけど、途中からメッチャ飲み込まれ、一気に読みました。
初めの方もちゃんと読み返して。。。

よかった。
わかりやすかった。
私の頭には理解しやすかった。

最初からちゃんと読み進めてたらもっと楽しめたと思う作品だと思います。

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2025年01月26日

Posted by ブクログ

主人公の三橋八子はバスケ部の普通の中学2年生。夜に中高生のお悩み相談のラジオを聞くのが楽しみです。そんな八子のクラスにはいじめがあります。いじめているのは蛍光ピンクのシュシュをつけた嶋田愛美、いじめられているのは勉強ができておとなしい菜落ミノリ。同じバスケ部で親友の木田明は恋愛話ばかり、母親もうざいことばかりで、八子は毎日息苦しさを感じて過ごしています。そんなある日の朝、同じ塾に通う田岡広大が、ミノリがひどいいじめを受けている現場を一緒に目撃し、嶋田を殴って助けます。その時に何もできなかった八子の中で変化が現れ始めます。八子は、悩んで、もがいて、自分と向き合う力と勇気を得て行きます。
この本の半分までは、いじめがあるにもかかわらず、ストーリー的には無視されています。それが、教室という小さな世界の中で、みんなが息を殺して、ひっそりと何事もないように生活している姿を感じます。ミノリを助けた後の田岡と八子の心の動きに涙しました。

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2020年01月20日

Posted by ブクログ

読むのは多分3度目。なのに、毎回同じところで胸が苦しくて喉がぎゅっと締まって、泣いてしまいそうになる(そして泣く
八子の胸のヒリヒリが伝わってくる。許せないもの、認めたくないもの。それらを口にできるほど強くないけれど、受け入れられるほど弱くもない。
許せないと言える八子が、わたしはとても好きだ。

この物語のその先が、少しでも優しい世界が広がって行くものでありますように。

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2018年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三橋八子
ハチ。中学生。二年二組。女子バスケットボール部。

木田明
アキ。八子の友達。女子バスケットボール部。

住友祐二
アキの彼氏。男子バスケットボール部。

田岡広大
八子の隣のクラス。二年一組。シャープな輪郭に形のよい鼻筋、愛嬌のある程よいタレ目。八子と同じ塾。ラジオネーム・ジュウエンムイチ。野球部は中二の最初に辞めた。

鎌谷
英語教師。妙に外国にかぶれていて、テンションが無駄に高い。

嶋田愛美
外国人のように染められた髪に、頭との割合からすると大きすぎる蛍光ピンクのシュシュと、つけ爪につけまつげ。戦闘力抜群の女子。

奈落ミノリ
少し長いヒザ下丈のスカートに、白い鼻に乗っかったメガネ、三つ編みにされた長い髪。細くて薄っぺらくて、装飾品ほぼナシの、戦闘力底辺ギリギリの女子。クラスで一番頭がいい。

松尾
八子、田岡が通う松尾塾の主。

中川
八子と同じクラス。野球部のマネージャー。

竹森
八子と同じクラス。美人でファンが多い女子。

小牧
明るい。ボブ頭。

平田
色白で女の子らしい。

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2024年02月12日

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