あらすじ
知識ゼロ 資金ゼロ!
1分、1円も無駄にしない精神で
億万長者に上り詰めた
元自衛官の最強の資産形成術
高校卒業後、自衛隊入隊。その後46歳でアーリーリタイアを果たした著者が、
今日まで試行錯誤を繰り返し、進化させてきた節約の技術やお金と時間を無駄にしない超実践的な方法を解説。
ボールペン一本をも無駄にしない節約精神論、マニアックすぎるポイント活用術、効率の良い投資の考え方、
小銭を使って金庫の守りを高める方法などなど、
あらゆる面から資産を、蓄え、増やし、守るための方法が詰まった一冊。
■目次
第1章 極限まで無駄を省く節約術
・「余裕ができたら貯金する」では、一生かかっても貯まらない
・携帯電話代に隠された無駄な固定費にどれだけ気づけるか
・電車の移動はSuicaよりも回数券がお得
・種銭を増やしながらお金の知識も増やす
他
第2章 使えるものは徹底的に利用するポイント活用術
・1ポイントを笑う人は年収600万円止まり
・大量のポイントカードはアプリを使って一括管理
・固定資産税や自動車税からもしぼり取るポイント術
・地球3周分。貯まったポイントはマイルに変換
他
第3章 時間をお金に換える行動管理術
・手帳を使えば時間、お金、行動の無駄がわかる
・情報のインプットは常に倍速で行う
・仕事のスキルを上げて、副業のための勉強時間を確保する
他
第4章 貯めた資金で攻めに転じる投資術
・40代の挫折を救ってくれた「出船の精神」
・不動産投資に必要な資金調達「いい借金」と「悪い借金」
・不動産投資に潜むリスクは事前調査と保険で回避できる
他
第5章 まさかのときでも慌てない資産防衛術
・あらゆる危機を想定し、保有資産を自衛しよう
・銀行破たんに備えて預金は複数の銀行に分散
・金庫の中に2000枚の100円玉で盗難防止
・3・11から学ぶ非常事態時に物を買う大変さ
他
■著者生方正
明治大学サービス創新研究所客員研究員。高校卒業後に海上自衛隊に入隊。
海上自衛隊で映像に関する部内教育を受けたのち写真員となり
インド洋給油支援活動、環太平洋合同訓練、日露合同捜索救難訓練など多くのミッションに参加。
撮影した数々の写真は、部内は元より、国内外の新聞、雑誌、TVに採用され、その功績により7度の表彰を受ける。
勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、定額積立貯金、養老保険、国内株式、金の現物買い
在日米軍に対する不動産投資等を実施することで億の資産を築く。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
投資本としては面白かったです。しかし「自衛官だから」っていうのは特に大事ではなく、ポイントの活用や不動産等、周りの節約系インフルエンサーとあまりいいたいことは変わらないかな?っていう印象でした。情報が少々古いため、投資本として、今から読み始める価値はあまりないかなぁと思います。
Posted by ブクログ
元自衛官による、自分の財産や生活を自衛するアイディアがいくつも記載されている。
周りの同僚が日頃のストレスで散財してしまっている中、自分の夢や目的を明確にして、節約や不動産投資などを行い、早期退職して、今は自由に世界各国を旅する生活をしていることは、尊敬に値する。
自衛官はハードな生活だろうに、夢を叶えるために仕事以外の時間を自分の資産形成のための学びや実践の時間に捧げていて、頭が下がった。
他の資産形成系の本にはない、新しいと思った話は、「ハイパーインフレや災害に備えよ」という提言。いつお金の価値が下がるか分からないから、平常時である今、金や銀を買い、食料や水、日用品を備蓄して、危機に備えよ、とのことである。太陽光パネルがついて発電できる家や、家庭菜園で自給自足できるようにすればなお安心ともあり、元自衛官が話しているということもあって、納得感が強かった。
自衛官は私よりもずっと危険な仕事をしていると思うけれど、私だっていつ死ぬかわからないし、いつ災害やハイパーインフレにあって、苦労しなくてはならないかは分からない。備えあれば憂いなし、という諺があるが、資産形成も節約も日頃の安心に繋がる大切な一歩だと思った。
早速、太陽光ポータブル充電器を購入したりしたので、他のこともできることから始めたい。