感情タグBEST3
一話目はあんまり引き込まれることはなかったのですが、読み終わってみると、満足感ありました。よく描けてる作家さんだなぁと思いました。
嫉妬や執着の話って、読み手に気持ちが伝わりにくいと思うんですよね。それを登場人物を少なくし、丸々一冊使う事で分かりやすくされたのかな、と。
二人が今後、幸せであれば...続きを読むいいなぁと思います。
とげとげしく、荒々しい一瞬の出会いだった2人の〇年後に繰り広げられるストーリーです。
なぜ晶之が瑛知に固執するのか、なぜ瑛知は誰も寄せ付けないようにしているのか、その根源にある哀しい過去は徐々に明らかにされていきます。
結構重たい内容になっていますが、楔ケリさんだから描けた作品かな、と思いました...続きを読む。
よりによって―
もう二度とお前にだけは
会いたくなかったのに
人気モデルの瑛知は新進気鋭のブランドのメインモデルに大抜擢される。ブランドのデザイナー晶之は高校時代に体の関係を持った同級生だった。
ふたりの出自とそこで形成されたものが絡みついて、どろどろとした話になりそうなのですが、す...続きを読むっきりして華やかな画面のためか、すっきりとした読後感がありました。二人のランウェイが本当にかっこよかった!!!
ごめんなさい、見分けつきませんでした!
お兄さん途中で髪切っちゃうし、そうなると弟くんと一瞬どっち?!ってなってしまったw
1番変化があっても見分けられたのはワンちゃんでした。ごめんなさい。
不遇なメイン2人の話だけに、どのようにその背景が絡み合うかが楽しみだったのですが、
少し消化不良...続きを読むな感じでした…
私の読解力の問題かもですが。
Posted by ブクログ 2020年04月08日
▼あらすじ
人気モデルとして活躍する志水瑛知は新進気鋭のブランドGallantQuartzのメインモデルに大抜擢される。
しかし、自分を推薦したデザイナー・玖保晶之が高校時代に体の関係を持った同級生だと知り――
俊英・楔ケリが描く、執着と愛憎の渦巻くファッション界。
***
ストーリーの完全度:...続きを読む★★★★☆
執着攻め度:★★★★★
シリアス度:★★★★☆
エロ度:★★★☆☆
萌え度:★★☆☆☆
総合評価:★3.5
楔ケリ先生の作品は前回読んだ「狂い鳴くのは僕の番」が面白かったので今回も期待して通常版と特装版、2冊買ったのですが…。
結果的に1冊で良かったなって少し後悔してます。表紙はデザインが凝ってて物凄く好みなんですが…(^^;)
丸々一冊表題作で、ページ数もなかなかある為、それなりに読み応えはある作品だと思うのですが、いかんせんちょっと詰め込み過ぎな感じがするんですよね。
これ、一冊に纏めるのは無理があったんじゃないかなって思います。(そもそも途中までシリーズものだと思ってた)
あれこれ色んな設定やらキャラやら伏線やらを盛り込むのは良いのですが、正直言って情報が多過ぎて読みづらいですし、結局風呂敷広げるだけ広げて畳み切れてないので個人的に引っ掛かる部分が多過ぎて読後感にモヤモヤしたものが残ってしまいました。
あと、キャラクターに全く好感が持てなかったのが致命的だったな、と。
まず、攻めについてですが…何ていうか、始終軽薄そうでイマイチ本心が分かりづらいんですよね…。加えて受けに執着する理由が一目惚れ的な感じなのであまり説得力が無く、その上執着心だけは異常に強いのでいっそ恐怖すら覚えました(笑)
受けは受けで口は悪いわ態度は悪いはコミュニケーション能力は無いわでとにかく全然可愛げがなく、魅力と言ったら本当に顔ぐらい。モデルとしてのプロ意識があるんだか無いんだかも分からず、私からしたら「こいつのどこが良いの?」ってレベルです(-_-;)
ファッション業界を舞台にしたお話なので雰囲気自体は華やかで素敵でしたし、洋服や小物のデザインなんかもお洒落でそこはセンスの良さを感じたのですが、上記に挙げたようにストーリーが読みづらかったり説明不足な点が多かったりとマイナス要素が多く、今回は残念ながらあまり楽しめませんでした。
楔ケリ先生の作品なら何でも好き♡という方なら楽しめるかもしれませんが、ストーリーを期待して読むと少々がっかりする作品かもしれません…(^^;)
狂い鳴くのは僕の番 以外はサッパリですね。この作家さん。
登場人物似てて誰が誰か分からなくなるし
盛り上がるところもないまま完結。
スタイリッシュな事がやりたかったんでしょうが
読者が求めてるのはそこじゃないぞっていう…