あらすじ
「乗らないんですか?」フリーライターの斑(まだら)は、出入りしている出版社のある古いビルのエレベーターで、顔見知りのエリート官僚風の男と乗り合わせる。オンボロビルにそぐわない高級スーツを着こなした男が今日は、かすかに情欲の匂いを漂わせていた。小さな箱の中、2人きりの濃密な時間に、斑はこれまでに感じたことのない暗い欲望を抱いてしまう。危険な世界で生きる男たちの一瞬の情事の始まりだった…。
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おすすめですよ
話の入り方に、なんかいい匂いのする 話。独特の雰囲気の作家さんなので 好き嫌いがあるでしょうが この短編も、読み終わると 続きがあってもいいけど、コレで終わりって所が また良いんですよ。そういう所に完結を求めない読者さんに オススメです。