あらすじ
舞台は昭和初期。田端タケシは、出生時に養子に出され、生き別れたままだった双子の弟・九慈智裕と対面。智裕は義理の両親を事故で失い、義姉・世津子と暮らしていた…。当主を失った家族である九慈家に遺産相続をめぐって惨劇が起こり…!? 京&一平シリーズのルーツを描く傑作ミステリー!! 単行本初収録の読み切り「聖獣」ほか収録。
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Posted by ブクログ
迷宮新作を待っていたので、神谷さんの復帰が非常に嬉しい。今巻は、綾小路家と久慈家の意外な関係が判る一冊。京の両親が何故あんな出会い方だったのか、京の父親を知った時の千世さんの衝撃などもこれで容易に推察できる。タケシ氏の器の広さが素晴らしく、ツンデレ千世さんがとても可愛らしい。今後、山田家が田端の次男の流れを汲んでいるとなった場合、更に面白さが増すのでは?短編「聖獣」が時代を感じさせる物語で、ちょっと笑ってしまった。おまけ4コマも楽しく読めた。