あらすじ
かつて魔王を倒した勇者イザヤは、魔王から受け継いでしまった膨大な魔力を隠しひとり暮らしていた。ある日、錬金術師の少女ヨーメリア(ヨメ)を助けたイザヤは、膨大な魔力に気づいたヨメに同居をせがまれる。魔力の少ないヨメにイザヤの魔力を分けて欲しいというのだが、魔力を渡す唯一の方法はスキンシップを繰り返すというもので……!?「じゃ、手握るぞ」「あ、もう、イザヤさんっていつも突然なんですから」照れ臭く、恥ずかしく、でも嬉しい日々が始まり――。いちゃラブが強くする、ふたりのスイート錬金生活!!
...続きを読む感情タグBEST3
錬金、料理、人びと
ふーみさんのイラストが好きで読んでみました。
いい人たちが多くて安心して読めます。時にはハラハラしますけど、ハッピーエンドとイチャイチャを愛する方はぜひ。
独りきりで戦いに勝った後ですら独り追われる身となっていた元勇者には、ヨメおよび街の人との関係は心動くものでしょう。
仲間(がいること?)はいいとマリーに説く元勇者。上から目線だと反発されます。まあそうでしょう。マリーは人との心動く暖かい交流ができなかったのですから。仲間がいないのを責めたり押しつけがましく説教するのは違和感ありです。
元勇者はヨメから、周囲の人々から、有形無形の足りないモノを補いました。元勇者もヨメに魔力を与え、剣術や危険な程の魔力で街を救っています。ほかにもいろんな出来事が。そうすると、足りない事を補い合えるって事、それがイイんです!って事でしょうか。
残念なのは、ウブそうなお年頃の雰囲気と酒癖の悪さゆえのイチャイチャ加速が、ミスマッチに感じてしまいます。どっちも好きなんですけどね。