あらすじ
命の終わりを意識した時、いちばん美しく見える都は京都以外に考えられない。
ありそうでなかった。最期の日々を過ごすための、京都ガイド。
著者は2015年7月不治の病の「間質性肺炎」に冒されていると診断され、余命は平均で約2年半、長くもっても約5年、という宣告を受けた。突然の難病宣告に恐れおののき、死ぬという現実を見つめ、身辺整理を済ませ、死と向き合い、
最期の時を待っていた。しかし、友人の「最期に京都に住めば」というひょんな一言から、大好きな都、京都で最期の時を迎えたいと思い立ち、埼玉の自宅を捨て、京都に引っ越してしまう。
京都で人生の最後にやりたいこと、食べたいもの、会いたい人、見たいもの。最期の時のための京都ガイド。
1章 そうだ、最期は京都に棲もう
2章 “終の棲家”生活の極意
3章 「最期の京都」がもたらす極上の幸せ
4章 京都の街に溶け込んで生きる
5章 京都に学ぶ、悔いなく人生を全うする知恵
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「あの世に逝く力」を読み、次に読んだのがこの本です。
ある日突然、死の宣告をされ、心の整理を行い、終の棲家を京都と定め、京での暮らしぶり、考え方を綴った本です。
内容は
第1章 そうだ、最期は京都に棲もう
急展開の決心ーー
第2章 「終の棲家」生活の極意
本当の自分がわかるーー。
第3章 最期の京都がもたらす幸せ
京都のココロをつくるーー。
第4章 京都の街に溶け込んで生きる。
春夏秋冬の暮らしの中でーー。
第5章 悔いなく人生を全うする智恵
京都が教えてくれることーー。
人生のエンドが決まり、腹をくくり、納得のいく人生を設計し、しっかり自分の
意思で、幕を下ろす。
なかなかできないことですが、小林玖仁男さんが実践されたことを目標に自分も
しっかりとした考え方を持てるよう今後精進です。
Posted by ブクログ
京都を病気で死ぬまえに訪れて、その当時の楽しさを伝える本でした。
京都の有名な店や場所など、たくさん出てくるので、京都について知りたい方は読んでみてもいいかもしれません。