【感想・ネタバレ】海を駆けるのレビュー

あらすじ

海から来た謎の男が、奇跡と愛をもたらしてゆく

『淵に立つ』でカンヌ映画祭ほか内外の絶賛を浴びた深田晃司監督が、ディーン・フジオカ主演の最新映画(5月公開)を自ら小説化!

インドネシア、バンダ・アチェの浜辺に打ち上げられた、日本人らしき謎の男。
彼の正体を探る周りの人間たちの間に、波紋が広がっていく……。
2004年のスマトラ島大津波と、2011年の東日本大震災。
そして、第二次大戦中は日本の軍政下に置かれ、オランダからの独立戦争においては日本人義勇兵が支援した、インドネシアと日本の歴史上の因縁。さまざまな要素が織り込まれ、映画のストーリーをさらに発展させた力作です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

♭ネタバレしてます。

海岸に打ち上げられた男は、多くの人命を奪った津波のメタファーなのかな。
出会った人々の多くを死に導き、たった1人の少女を救った男。
無慈悲に無作為に取捨される命に、ただただ慄然としました。

【内容紹介:引用】
かつて大津波に襲われたインドネシア、バンダ・アチェの海岸に、日本人と思しき一人の男が打ち上げられた。彼は記憶を喪失しており、言葉も喋れない。日本から来たサチコは、その男と出会うことで、運命的な愛に引き寄せられてゆく…

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2019年01月25日

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