【感想・ネタバレ】六人の赤ずきんは今夜食べられるのレビュー

あらすじ

生き残れるか!?戦慄のパニックミステリー。

名声のために罪を犯した過去を恥じ、いまは猟師として各地を旅する「私」。ある日、迷いこんだ村の村長から奇妙な警告を受ける。
『森には、秘薬を作れる「赤ずきん」と呼ばれる少女たちが住んでいる。赤い月の夜、彼女らはオオカミの化け物に喰い殺されるが、決して救おうとしてはならない』と。
だが、出会った「赤ずきん」のひとりに、かつて見殺しにしてしまった少女の面影を見た「私」は、警告を無視して彼女たちを護りぬくことを決意する。
「私」の策は、森の外れの「塔」に、六人の「赤ずきん」とともに朝まで籠城すること。だが、その途中で「私」たちは化け物から思わぬ襲撃を受ける。そうして、「私」は知ることになる。「赤ずきん」のなかに、裏切り者がいることを――。
息詰まる攻防の果てに、「私」は少女たちを護りきれるのか? 第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞。戦慄のパニックミステリー!

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

赤ずきんちゃんたちを
護ることになるまでが ちょっと強引な展開で
正直 ノレないかなぁ と思ったんですが
後半 パニックホラーの色が
強くなってきてからは
手に汗握る攻防を楽しめました
身内に裏切り者がいると分かってから
ぎくしゃくとした空気になりつつ
時間に制限され 活路を見出す
というのは やはりハラハラします

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2019年02月22日

Posted by ブクログ

1巻完結。緊張感ハンパない。狡猾な怪物に食べられるのが可愛らしい赤ずきん達というのがなんとも絶望感いっぱい。だからかわいそうで読むのが辛かった。赤ずきんは達はみんな良い娘にみえたよ。最後騙されたけど、

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2024年04月08日

Posted by ブクログ

ミステリーとしては突き詰めた論理性は無いが、赤ずきんを始めとしたグリム童話のモチーフが楽しくダークファンタジーとして面白い。
童話ネタがどこまで伝わるかが鍵。

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

第12回小学館ライトノベル大賞「優秀賞」受賞作品。ダークファンタジー的な雰囲気と強大なバケモノに追い詰められていくパニック感はよく描けていると思いますが、キャラの描き分けがいまいちでやや残念。
それでも裏切り者の存在が明らかになり疑心暗鬼になっていく様子や論理的な解決もなかなかいい感じで、クローズド・サークルものとしては読み応えがあります。

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2018年09月13日

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