あらすじ
ニューヨーク・タイムズのベストセラー作家絶賛! 「現在の日本において、稲村徹也氏より他に“失敗を成功に変える方法”を教える資格がある人はいません。彼の話は本当にあなたに力をもたらします。あなたの過去がどんな状態であっても、現在がどんな状況であっても、あなたの夢を実現する方法を教えてくれるでしょう。私は徹也を大いに尊敬しています。この本で、あなたに降りかかるトラブルや悲劇を勝利に変革するための考え方、そして、その方法を学んでください。私は、この本を日本の数多くの皆様に読んでいただくべく、強く推薦します」――米国ビジネス界の権威/ロバート・G・アレン ホームレスから年商数十億円の社長、億単位の借金から世界の超一流講師陣とビジネスパートナー……etc. 数々の失敗をチャンスに変えてきた著者が教える、現代の生き方の極意!
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Posted by ブクログ
著者の稲村さんは複数の会社を経営するビジネスオーナー、経営コンサルタントでいらっしゃいます。
また講師としても経験や学びを多くの方に伝え、幅広くご活躍されています。
本書では、
・稲村さんの幼少期から会社を創業するまで
・億単位の借金を抱えながらも、再起をかけて奔走されたときのエピソード
などが、ありのままに綴られています。
そして、数多くの失敗をしたと仰る稲村さんは、『失敗はチャンスであり、失敗はお金に変わる』ということを、ご自身の体験をもとに紹介しています。
「失敗は成功のもと」という言葉は、誰もが聞いたことがあるかと思います。
しかし、頭ではわかっていても、「失敗するのが怖い」と思ってしまう方も多いかもしれません。
稲村さんは、学びによって「失敗」は「チャンス」に変えることができ、「挫折」は「成功」への糧とできる、と強調しています。
「学ぶ」ということが、失敗に対する思考やイメージを変えるために重要なのですね。
起きてしまった過去の失敗は、受け入れて、今に活かすこと。
そのような考え方を得るために、『誰にでも門戸が開かれた学びに触れること』が大切だといいます。
私は以前、メンターから「無形の資産」と「有形の資産」について教わったことがあります。
・無形の資産…経験など、目に見えないもの
・有形の資産…お金など、目に見えるもの
そして、失敗などの多くの経験(無形の資産)が、あとから収入(有形の資産)に変わっていくと教わりました。
私自身も、立ち上げの頃はたくさん失敗しました。
それでも前に進むことができたのは、何が何でも結果をつくりたいという気持ちと、失敗に対するとらえ方を学べる場があったからだと思います。
そして、多くの失敗から学び、目標を達成することで起業家としての信念を蓄えてきました。
たくさんの失敗を経験した人は、人として厚みがあり、内からその人の魅力がにじみ出てくると感じています。
失敗を、学びによって価値に変える。
稲村さんのメッセージには大きく背中を押されました。
私も、5年後、10年後の目標に向かって邁進してまいります。
Posted by ブクログ
筆者の失敗体験を生かして成功していく過程が克明に描かれている本。
最終章にはお金を殖やす方法についても書いてあります。途中で大変なことが書いてあったのに短時間でスイスイ読めました。
Posted by ブクログ
何を知っているかも大切だが、それ以上に、知識を活かして行動できるかどうかが重要
学によって失敗はチャンスに変えることができ、挫折は成功への糧とできる
正直者である事はお金を引き寄せるスキルである
誰もが、自分のことが1番大好きです。その大好きな自分を大切にしている人だけが、他人を大切にすることができます
正しい列車に乗りさせれば、お金と苦痛が節約できる
Posted by ブクログ
経営コンサルタントなどを行う著者が自身の失敗の体験談をもとに失敗をお金に変える技術について書いた一冊。
自己破産寸前までの借金やほーむれすという経験を経た著者だからこそ語ることのできるエピソードが多くあり、読んでいて刺激を受けました。
自分が知らないことを理解することや自分を信頼することなど意識していればできることを着実に行っていくことが成功への近道だと感じました。
また、成長の基本とされている人を信頼することや目標を立てることなども大事だということも本書を読んで改めて感じました。
そして自己啓発の話に留まらず、お金を殖やすことについて書かれているのも好感が持てました。
本書を読んで失敗を糧にして学び続けることが人生を成功に導くためには重要であるということを改めて感じた一冊でした。