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様々な調査手法が存在するが、本質的な問題解決に結びつける為に、事前にしっかりと仮説の洗い出しと目標設定を決めておくことが大事。
そして、分析・解釈の精度を上げるために「誰に」「何を」の部分をしっかり考えてアウトプットする。
ビジネスの意思決定においては、様々な情報を論理的に判断しつつ、感情や感性をもとに直感的に判断する2軸のアプローチを実行して、効果的なアクションに繋げていくことが重要である。
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マーケティング分野における効果のある施策を実施するための事前調査方法についての書籍。マーケティング用語を知らなくてもリサーチの大枠がわかりやすい言葉で説明されている。実際の施策計画については別の本を読む必要がある。
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マーケティングリサーチの戦略についてザックリ書かれた本
全体像が把握したくてよんでみた。
テクニカルな部分はそこまで書かれていないが、ビジネスアクションにつながる分析が大事という主張は一貫していてなるほどなと思った。
また、最近ユーザーインタビューをしたこともあり、デプスインタビューの部分が参考になった。
# ポイント
- データ分析: ビジネスアクションにつながるかどうかが重要
- データの価値: どれだけ目標の説明力があるか
# デプスインタビューのポイント
-ヒアリングシナリオを用意する
- 仮説をあらかじめ用意する (現状仮説 & 戦略仮説) => 次アクションにつながるように
-フォローアップ(ヒアリング後の結果共有)
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新しくマーケティング部員になった人向けにちょうどいい1冊。初歩の初歩が網羅されているので、調査の話をするときに最低限の定義の共有に良い感じ。
調査をする人向けというよりも、調査結果を見る人にはいい文章量なのでお勧め。
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社員の意識調査を行うことが多いが、マーケティングリサーチとも通じるところが多かった。分析方法は既知のものが多かったが、インタビュー方法は参考になった。最近はこういった定性データをどう取るか、どう分析するかが大事になってきている気がする。色々とヒントを得られた。
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【目的】
リサーチ手法の基本を体系的に学びたかったため。
【感想】
マーケティングリサーチやデータ分析に触れたことがなかった自分でも、実務を想定した(実際にはより複雑かと思うが)具体的な手法を網羅的に学ぶことができたと思う。それぞれの手法の詳細は別途勉強が必要とは思う。
【内容】
●リサーチやデータ分析を成功させるには4つのスキルが必要。
①情報収集力②情報分析力③情報解釈力④情報活用力
●リサーチの基本ステップは以下の①~⑦である。
①リサーチの順番を決める
→課題解決のインパクトが大きいものから着手する
②目的設定が最重要
→どんなアクションや意思決定をするために、何を収集・分析するかを具体化
③調査企画の設計
④データ収集と調査手法の選択
→あらゆるデータ収集はデスクリサーチから
・デスクリサーチの目的を明確にする
・数値やグラフが引用されていたら5W1Hをチェック
・信頼できる情報ソースを押さえておく
⑤分析・解釈
→⑴分析目的⑵比較⑶構造・構成⑷関係性⑸分布
→⑵でクロス項目表の読み込みはFactの先のFindingsまで深めることが重要
→⑷でビジネスの課題解決で重要なのは、相関関係の裏側に隠れている因果関係を発見し、ボトルネックにアプローチすること
→⑤を簡単に言うと「分析目的を明確にすることと、比較軸を明確にすること」
⑥アウトプット作成
→⑴誰に⑵何を⑶どのように伝えるかを決め、⑷作成作業は徹底的に効率化する
→重要なのはキーメッセージ(アウトプット全体を通して伝えたい1メッセージ)と読後感(オーディエンスに一番感じてもらいたい気分)
⑦アクションにつなげる
→本質的な調査項目が漏れないよう「いかに意思決定者を巻き込むか」を意識する
●効果的で効率的な調査には良質な仮説構築が重要
(仮説なし)あらゆる情報を広く収集するしかない
(仮説あり)効率的な調査設計が可能となり、結果も活用しやすい
→仮説は現状仮説と戦略仮説に分類できる。
→良質な仮説にはフロー情報では不十分、五感を使って身体で丸ごとインプットすることが大切
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●一分野マスター読書「情報収集・活用」12冊目。リサーチの仕方は以前読んだ本の内容を補完しており、おさらいになった。インターネットリサーチやデータ分析・解釈は具体的な解説があり参考になった。
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■リサーチやデータ分析を成功させるための4つのスキル
①情報収集力
②情報分析力
③情報解釈力
④情報活用力
■リサーチ成功の7ステップ
1 順番の決定
2 目的の設定
3 調査企画の設計
4 データ収集
5 分析・解釈
6 アウトプット作成
7 アクション
■対象者条件を考える視点
①属性情報(地域、性別、年齢、職業、未既婚、子供の有無、年収など)
②行動・態度履歴情報(商品/サービスに対する認知、利用、利用中止、非利用など)
③心理的情報(価値観、ライフスタイル、趣味・嗜好など)
④必要なサンプルは確保できるか
⑤マーケティング施策に落とし込める条件か
⑥そもそも調査目的と合致しているか
⑦調査後に比較したい軸で比較できるか
■仮説分類
現状仮説:現状はこのような実態になっているのではないかという仮説
戦略仮説:このような戦略・施策を実行すれば有効ではないかという仮説
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ビジネスにおけるマーケティングリサーチ。主に仮説を自分なりに持ち続けることの大切さを学んだ。データ分析で原因を突き止める際には、リサーチする目的を明確化し、常に次のアクションを念頭におきながら仮説思考を持つ必要がある。調査手順をきちんと整理しなければ、漠然とした結果しか得ることができず、価値ある検証結果を見出すことは難しい。社会調査の考え方を実践的に活かすイメージを多少なりとも描けたのは収穫。
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今の自分には少し難しい。ビジネスの課題解決においては、目的を設定し仮説を立てて分析をしなければいけない。仮説を立てるためには情報が必要であり、本から知見を得るのが重要。分析をするにも物事の関係性を考える必要がある。勉強になったことは多いが、基本的な知識をもっと身につけた方がいいなと感じた。
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社会の成熟により個々人の価値観は多様化し、簡単にものが売れなくなった。
また、売れていたとしても、なぜ売れているのか把握するのが難しい時代になってきた。
そこで求められるのが消費者がどんなことを考えて行動にうつっているのかということであり、マーケティングリサーチの出番となる。
マーケティングというと、どうしても敷居の高いものと考えてしまうが、本書ではマーケティングについてステップをへてわかりやすく説明してくれる。
ビックデータのように闇雲に情報量を増やせば良いのではなく、自分が目的することは何なのかを考えるためにマーケティングはあり、どういった順序で行えば良いのか優しく手ほどきしてくれる基本となる本である。