あらすじ
ちっちゃな女神様と一緒にグルメなお仕事!
栗原綾乃は編集者だ。文芸作品の担当になりたくて憧れの出版社に就職したけれど、仕事で致命的なミスをして、有無を言わさずとばされた先は、よりによって料理情報誌『食彩記』の編集部だった。実は綾乃は重度の食品アレルギーもちで、数ある編集部の中でもここだけは避けたかったのが……。
絶対絶命の綾乃は、これまでのアレルギー人生を呪いつつ、夢うつつの境で食べ物への恨みつらみを盛大にぶちまける。するとその言葉を聞きつけた通りすがりの女神『花比売(はなひめ)』が、「食の素晴らしさを教え、改心させてやる」と綾乃に契約を持ちかけてきた。
強引な展開に困惑するしかない綾乃だったが、一心同体となった花比売のおかげか、あれほどひどかったアレルギー症状が消えてしまって万々歳。しかし自分の中に居候している女神のぶんも大量のカロリー摂取が必要らしく、食べても食べても、すぐにお腹がすいて仕方がない。しかし女神は「美味しいものでなくてはイヤ」と言うし……。かくして、ちっちゃい女神様と元アレルギー体質編集者の、グルメ追及二人三脚生活が始まった!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
おっ、なんか期待以上に好きだぞ、このかんじ。何でも食べれるようになってからは、あなたこんなキャラだったのね…ってくらいなかなかはっちゃけた勢いのあるヒロイン。新藤くん始め、周りのキャラもなかなかいい。
Posted by ブクログ
重度のアレルギーがある主人公は、売れ筋漫画家の
手作りケーキを噴き出して左遷された。
最初については、主人公にも問題があるかと。
きちんと職場に伝えてなかったため、こうなったので
ある意味自業自得です。
面倒だから、言われたくないから、と隠していると
ありとあらゆる面で、大変な事になるのですから。
アレルギーの親の話、とかは読んだ事ありますが
本人が主人公、というのはなかったような?
食べられる範囲が狭いので食に興味が…というのは
納得するような、しないような。
性格にもよる、かとも思えますし。
食べる事は命をつなぐ事、幸せを感じる事
作り手の心をもらう事。
深読みするとじんわりくるものがあります。
が…体に悪いから、とスナック菓子などを食べると
気持ち悪くさせるのはどうかと…。
結局、食べたいものが食べらないわけですし。