あらすじ
――とある美術館でバイトしたボクが見た、衝撃の真実――(収録作品「美術展にて」)
5分で脱力、5分で笑える。5分で読める“5分シリーズ”からお届けする、クスッとできるどんでん返し。
小説投稿サイト「エブリスタ」に投稿された20000作超の短編から厳選した、『5分後に笑えるどんでん返し』。
意外すぎるオチに驚く珠玉の掌編15本。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
美術展にて
まさかの、彫刻がお父さんなのはシンプルに、びっくりした!!
初めてのSNS
SNSというのは、誰がやっているか分からないから、怖いなぁ〜と改めて思った。ツインテールでゴスロリファッションのオカンが立っているのを想像するだけで、怖いし笑っちゃうなぁ〜と思った。主人公の子は、すごい黒歴史を作っちゃったなぁ〜と思った笑笑
インソムニア
デートの前日には、緊張したり心配したりで、寝れないんだなぁと思った。寝るために、出来ることは全てしたけれど、寝れなかった……。そして、最悪のタイミング映画館で寝るという……その後、彼女とどうなったかは、言うまでもない
隣に引っ越して来たのは……
全て正直に言う面白いけれど、めんどくさくてムカつくやつが引越しできたなぁと思った。そりゃー、引越したくなるなぁと思った。
とても平和な空手部の日常
目玉焼きサンドとたまごかけご飯が食べたくなる!!
この、目玉焼きサンドから美奈の生活までわかるなんてすごいと思った。龍斗の強さは、ここにあると思うのがすごい!!本当に美味しいものを食べた時、人は無言になるんだと思った。自分も無言になるくらい美味しいものを食べてみたいと思った。
龍斗は感じたのだ、美奈の父親の、美奈に対する愛のある厳しさを。
美奈は感じたのだ、龍斗の母親の、龍斗に対する慎ましやかな優しさを。
そして両者は感じたのだ、自分のことを知ってもらえて、理解してもらえた時の感動と快感を。
家庭環境が違う。
戦闘スタイルだってまるで違う。
それなのに、これまでの人生の結果として今ここにある両者の「感性」が酷似しているという奇跡が、
御手洗源基はスポンサーが多すぎて身動きが取れない
「御手洗源基はヤンキーをやめられない上に学年首位のために女子からモテ過ぎて困る」の続編、「御手洗源基はヤンキーやめたものの、キスさえも戸惑う純愛を貫くために最後の一人になっても世界を救う」
ヤンキーをやめないタイトルなのに、続編でやめている。死体の血を舐めて、ケチャップの宣伝をして、キスするはずができず虫歯の知識があるくせに窓を睨みつけたら割れると思ってる厨二病で、学校一の悪なのにヘルメットつけてるし、バイクには肉球のステッカーを貼るし、密室ホラー学園バトルものなのに、マスターキーを首からぶら下げている。
しかも、レビューは御手洗源基役の俳優さんばかり……。でも、スポンサー優先の映画を作って、それも俳優のおかげで売れている「誰も俺の作品なんて愛していなかったんだ」
クライマックス
隣の人のコーラを飲んでしまった……。僕のサイダーとコーラを足せばいい!そう考えると、「大胆なことをするのぅ〜」映画のセリフにびっくりする。もう少しで終わりそうという時に、隣の人が勢いよく立った。みんなで拍手している。
「終わり良ければ全て良し……いいクライマックスだったな」
「……本当にそう思います」
それは犯罪だぞ
突然僕の身体を、雷が落ちたかのような衝撃が突き抜けた。
「ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
僕は彼女に心配をかけまいと、ゆっくり片手をあげた。
「ああ!良かった!本当にごめんなさい!でも大丈夫そうで何よりです」
「では、私は失礼しますね。お気をつけてお帰り下さいね」
運転していた車に乗り込み、走り去ろうとする。
「は……救……急……」
ダメだ……
意識が薄れてきた。
……それは轢き逃げっていうんだぞ……せめて救急車を呼べ……