【感想・ネタバレ】仕事は狼ではなく森へは逃げない 上のレビュー

小池田マヤ

「女と猫は呼ばない時にやってくる」「老いた鷲でも若い鳥より優れている」「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」「カラスと書き物机はなぜ似てる？」に続くシリーズ第５弾・上巻。東京・高円寺にある「呟木」のオーナーシェフ、銀さんは、常連客の一人、ヒラリーに片思い中。ある日、閉店間際に駆け込んできたヒラリーは食用花にひかれ、一緒に銀さんの部屋へ。しかし、仕込みの手伝いをしながら、仕事の疲れもあり、ふいに泣いてしまい――――!? エディブルフラワーを使った料理も華やかで必見です！

[ブクログ · ★★★★★]

すっごくすっごく面白かった…！
今回も食べたいものいっぱい♡
エディブルフラワー大好きなので心ときめいたし銀さんいいなぁかっこいいなぁ！ って毎度思うんだけど、実はヒラリーって恋愛主義だよね。本人はそう思ってないと思うけど。

ヒラリーは「心がときめいて夢中になったり心奪われて駄目になる＝恋愛」の人かも。
いわゆる天啓みたいなものが降ってこないと恋愛と認識できない、みたいな。
でもあなた、銀さんの料理に天啓感じてたじゃない。
そしてよく見たら上下巻だった！ すぐ出るの嬉しいけど早く早くーーーー！