【感想・ネタバレ】夢見る横顔のレビュー

あらすじ

母子家庭で育ってきた、中学2年生の橋本香耶。ある日、香耶が思わず口にしてしまった夢のため、仕事から帰宅後も毎晩遅くまでぼうし作りに没頭し、次第にのめり込みすぎていくお母さん。そんな母親を心配しながらも、自分の将来についても考えるようになった香耶。美術の才能に秀でた、親友の詩乃。将来の夢をもっている、足立君。「夢なんて、あってもなくてもよくない?」と話す西田君。周囲の同級生たちの「夢」に焦りを感じながらも、自分の「特別」を探すことにした香耶。「じゃあ、橋本の夢って何?」同級生の西田君に聞かれた。――私の、夢? まさかこんなことを聞かれるなんて。「それは……」頭の中が真っ白になって何も考えられない。でも、何か言わなきゃ。何か言いたい。でも私にはまだ夢なんて……。将来の夢、家族との関係性、恋心など、悩みながらも自身や周囲と向き合い、乗り越えていく姿を鮮やかに描いた1冊。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

お母さんのために白い帽子を変えてまでやるところは少しびっくりしましたが、お母さんにホントのことを話して一日一回も仕事をせずに娘のそばに寄り添ってあげていたところがとても感動しました。この本はとても心に残ったのでとてもオススメです。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

また、本来この作品が想定している読者の年齢とはかけ離れているけど、読むと心がすっきりできてとても良い。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

前向きになれるお話だなーと感じました。
感情がすごく伝わってきて、感情移入をとてもしてしまいました。
おすすめです!

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2021年09月21日

Posted by ブクログ

女子向けな感じはあるけど、私は結構好き。お母さんとの時間がほしくていたずらしたりもしたけど、自分の思う道を見つけられてよかったかな、とおもう。

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2019年06月20日

Posted by ブクログ

とても幸せな読後感。
大人になってもこんな気持ちにさせてもらえるんだなぁ。子供の頃に読んでたらどんな感じだったのかなあ。すごく温かな物語で、幸せで優しい気持ちに満たされた。

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2018年03月07日

Posted by ブクログ

優しくて精神性が優れた登場人物しか出てこないので、自分も優しい思考になれるし、前向きになれる。
好きな人ができて、気持ちが盛り上がって、それだけで毎日が幸せ、といった思春期特有の気持ちが少し思い出せたのもよかった。

周りと自分を比べて落ち込んでいるより、とりあえず目の前の「やりたいこと」を全力でやることが、自分を次のグレードに上げるんだ、という学びがあるストーリー。ぜひとも多くの中学生に読んでもらいたい。

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2020年10月18日

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