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Posted by ブクログ
彼女に触れると、お義父さんに変化してしまう。そんな悶々としてしまう設定をよく考えついたものだ。第一巻を何年か前に読んだまま忘れていたが、続巻を見つけたので読んでみた。
お義父さんの作家・佐倉吾郎のサイン会の日に、直之の好きな映画監督の舞台挨拶が入ってしまう。吾郎は意識を鍛錬することで、直之がいずどもサイン会をこなすが、その結果、詩織に戻れなくなってしまう。
崖から突き落としたりバンジージャンプをしたりとショック療法でなんとか詩織を回復する。
しかし詩織と吾郎の境界は次第に曖昧に。最後は詩織に戻るものの、お義父さんは崖から突き落とされた時に実は死んでいたというオチ。
えええ、そりゃ突き落としたお母さん、殺人犯じゃーん、と突っ込みを入れてしまった。
後日譚あり。歳月が過ぎ、直之と詩織は無事結婚。近いのキスの瞬間、お義父さんが再び登場!
きっちり、笑いで締めてくれたので〇。