あらすじ
「伝え方」のハウツーで定評のあるコピーライターによる、伝える前の言葉の「土台」の作り方。一冊のノートを使ってインプットとアウトプットを楽しむうちに、「あなたの言葉」は自然と蓄積され、しっかり伝わる言葉を紡げるようになる。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
1. 日付
2020/8/30
2.タイトル
1冊のノートが「あなたの言葉」を育てる
3. この本を読んだ目的・ねらい
人に影響力を与えることができる、オリジナルの言葉を発せられるようになりたい!
4. 読んでよかったこと、感じたこと
☆人を動かす言葉を発言したければ、テクニックだけにとらわれず、「ことばの木」を育てる必要がある。「根(教養/インプット)を張り、幹(価値観/能力)を太くし、葉(言葉/アウトプット)を茂らせる」その先に「花(注目/人気)を咲かせ、実(学んだ知識や経験を後世に伝える)を手に入れる」ことができるのだ。
①日頃の気づきをノートに記載し、インプットすることで語彙力や自分の話のネタができると記載があった。
これは日頃気づきや感じたことを日記・エバーノート・ツイッターに記載していることと重なる所があったので、今後も実践し続けていきたい。
②大岡信さんの「言葉の力」の内容が胸に刺さった。
「言葉は口先や語彙だけでなく、それを発する人間の世界全体を映す」一つ一つの言葉は違うことを言っていても、それら言葉を並べて眺めてみると、その人の世界観を表す。自分を知りたいと思ったら、たくさん気づきや感じたことをメモする。それらを眺めれば、自分の世界観が見えてくるはずだと感じた。それが自身の幹(軸)を見つけることにつながるはず。
③自分だけが語れる「ネタ」を作るには、自分の気づきの中から選んで「ネタ」に変換する作業が必要になる。
それがアウトプットの質を向上させ、自分だけの「ネタ」になる。この部分については自分は実践できていなかったので、定期的に気づきを振り返り、自分の「ネタ」として語れるようなエピソードを見つけるようにしたい!
5. この本を読んで自分は今から何をするか
・日頃の気づきや感じたことを日記・エバーノート・ツイッターに記載する
・定期的に日記・エバーノート・ツイッターを振り返り、自分の価値観やオリジナルな「ネタ」を見つける
6.3か月後には何をするか、どうなっていたいか
・インプット作業を毎日続け、自分の価値観やオリジナルな「ネタ」を作れる基盤づくりができている状態
Posted by ブクログ
◆手に取ったきっかけ
特に仕事において、伝えるではなく、伝わることが大切だと気付かされた経験から、帯にあるように自分の言葉がないからではないかと思い購入。
◆学んだこと
まずは語彙をふやす。→筆者はノートを活用。私は本を読む以前からしておりましたがスマホのメモアプリを使って、興味を持ったフレーズなど心に留め置こうと思いました。
そして、そのフレーズの一部分を抽象化(アレンジ)して、自分の言葉を作る。→留め置いたメモを時々見直して分析、抽象化する。
→「あなたの言葉」を作る7つの切り口とあって、
・体験を語る
・比喩を使い、たとえ話をする
・教訓風のフレーズを作る (〜制する者は〜を制す、たかが〜されど〜なと)
・勝手に新定義する(〇〇は××だ)
は自身でもやってみたい
糸井重里さんのコラムでの表現、そこにいちごはあるか?は自分の木に花を咲かせるためのヒントとして、納得の比喩でした。
せっかく育てた木に花を咲かせて、更には実を結ぶ。そしてまた新たな種を作る(広げる)。
→(かなり抽象的な感想ではありますが)おいしい果実を実らせるために努力しようと感じました。
◆総合評価
ノートの取り方のテクニックについては特段参考にならなかったこと、自分の軸を作ることで幹を太くして言葉の枝葉を広げるという2章は流れ的には必要だとは感じるものの、筆者のエピソードについては個人的には響かなかった。