【感想・ネタバレ】月の満ち欠けのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年05月05日

前々から気になっていた作家ではありますが、中々読む機会が無く直木賞受賞したと聞いて満を辞して読む事にしました。ミステリーの方が好きと言う事もあってどんどんハマってしまいました。どう言う事なの?何で?もう私の疑問は止まらなかったです。三角と瑠璃の事はあっという間に終わるのにその後の展開が二転三転。私の...続きを読む推理が正しければと何度も最後を読んでしまおうかと思う誘惑にも負けず頑張った。三角は最後に言った。「瑠璃さんずっと待っていたんだよ。」私の心は完全に燃え尽きた。疲れた〜

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Posted by ブクログ 2024年04月05日

すごくなんというか、センチメンタルで刺さった
読み方によってはホラーというかどろどろした感じも好きだからおもしろかったぞ

大切な人を亡くした経験があるからこそ月の満ち欠けのようにまた何回も会いにきてほしいなと願ってしまったし、私もまた月の満ち欠けのように何回も大事な人に会いに来れたらと夢見てしまっ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2023年12月03日

生まれ変わりのお話。
人生で一番愛した人にまた会うために
生まれ変わり何度も生まれ変わってその人にたどり着く。
生まれ変わっても会いたい人は誰かと考えさせられる。
そしてちょっと死んでみるという言葉に深い意味を感じた。
そして小山内さんの身近にも‥と言うところが面白かった。
一気に読み進めた本。

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Posted by ブクログ 2023年07月30日

ずっと読まずに取っておいた本でしたが、読み始めたたら一気でした。一歩間違うと不気味でブラックな話になってしまいそうですし、工夫の凝らされた構成により読んでる途中で時々前に戻って確認を必要としたりとか、少々分かり難い本なので評価が分かれるのもやむを得ないと思います。選考時の評言や様々なご意見も拝見しご...続きを読む尤もと思いましたが、私は面白かったです。最後の章で思いっ切りの恋愛小説だったんだと気付かされました。芥川賞も直木賞も無理に受賞作品を選出しなくとも良いと思いますが、本を売るためにはそうも出来ないのでしょうね

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月04日

誰もが不可能、あり得ない、とわかっていて、

でも、憧れてしまう、『永遠に続く』想い。

小説というものの醍醐味を存分に満喫できた。

切なさの上に、ホッとした気持ちがポンと載せられて、温かな読後感。

この作品のラストの更に後(のち)、

小説に描かれていない部分で、2人はどんな言葉を交わすのかな...続きを読む

本作を紹介いただいたフォロワーさん、ありがとうございました。

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Posted by ブクログ 2023年06月09日

佐藤正午さん、初めて読みましたがとてもよかったです。とても読みやすくサクサク読めました。
月の満ち欠けのように生まれ変わる。。美しい表現ですね。。一途というよりちょっと怖いくらいの執着心ですが。。登場人物一人一人の感情がよく分かってとても楽しく読ませて頂きました。

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購入済み

2020年02月09日

身の回りやこの世のどこかでもこの様な事が
当たり前に起きているのだろうなと思わされました。
愛は命をも超え受け継がれる。
自分もそう思える素敵な人を大切にしていかなくてはと再確認させられました。

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Posted by ブクログ 2024年03月23日

人を想い続けると、こんなことが起こるのかも
しれない。
最後のシーンが映画のシーンのように
情景がありありと浮かんだ。
想いが通じあってよかったと思えた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月01日

ただひたすらに愛する男を追う女が怖かった。何度か転生するけれど、会う前に事故死するあたりも因果を感じる。この世の理として許されないような不気味さ。
似ている漫画がある。亡くなってから10年後に小学生の少女にいきなりに転生してしまった妻の話。その妻は夫と娘と一緒にいたいと願いつつ、少女の母を気にかけた...続きを読むり、絶望していた夫や娘が幸せに生きられるよう気を配ったりしていたのだが。『月の満ち欠け』の瑠璃は、ただひたすらに己の男を追い、まわりを巻き込み、狂気じみている。それが怖い。

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Posted by ブクログ 2023年11月04日

「生まれ変わり」がテーマ。「ちょっと死んでくる」みたいな言葉を残して自殺した脇役の方が、描写が少なかった分、読み終わった後に最も印象に残った。

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Posted by ブクログ 2023年10月27日

わかりやすい文章。
時系列が入り交じってわかりにくさのある展開。
もう読み流そうかと思ってたら最後に鳥肌が2回立ちました!
すごいなぁ~♪

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Posted by ブクログ 2023年10月17日

直木賞受賞作品
月は満ち、欠け、また満ちる
月が満ち欠けするように人が生まれ変わる?お話
主人公は、小山内堅
妻と娘を交通事故で亡くした男
小山内の眼の前で、見知らぬ小さな娘は
生意気に昔3人でどら焼きを食べたという
この子は誰?何を言っている?
そう言えば妻は生まれ変わりの話をしていたけど。。。ホ...続きを読むントなのか?
小山内の周りで現在、過去に起きた不思議な出来事の数々
最後は、2度感動する愛のお話
とっても良かったです
映画にもなった直木賞作品は伊達じゃなかったです
(ちなみに本と映画はいろいろ違います)

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Posted by ブクログ 2023年08月25日

見かけてはずっと気になっていた本。前世の記憶がとても薄い私は、生まれ変わりの実感が10年に一度、あるかないかの世界で生きている。こんな鈍感な私ですら初めての体験の中にどこかで見覚えのある景色や懐かしい感情を、うっすらとあるか無いか、何かの手違いのように感じた体験をしたことがある。だから、科学的根拠も...続きを読む説得できるエピソードも全く持ち合わせてないけど、輪廻転生はあると思っている。こんなことは誰にも言ってないけど、私より感受性豊かなひとは、まさに私のことだと思う物語なのだろう。満ち欠けする月っていいな。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月09日

読みやすかった。登場人物が多めなのと時代が変わるので,途中少し混乱。
瑠璃が三角に、そこまで執着する理由がよくわからず、、瑠璃だけ何度も生まれ変わるのに、なにか意味があるのかと思ったけど、たまたま不運だったということ?
2人はこのあと幸せに暮らしていくのかしら、、
生まれ変わってもともに、なんてロマ...続きを読むンチックと思いきや、なんだか怖かった

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Posted by ブクログ 2023年04月30日

何が起きているのか、長い長い時間を遡って、不思議なお話が紡がれていた。
3人の瑠璃と1人の希美、そしてアキヒコ。

瑠璃も波璃も照らせば光る——初めて聞く格言だった。
最後は、見つけ出してもらえたるり。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月25日

とても満たされた気持ち。最後、また会えてよかった、涙が込み上げた。最後の最後のところ2度読んでさらに満たされた。

長い長い物語で繋がりが複雑なのであれって思ったりしながらだったけど、想いの強さがすごくて圧倒された。三角(ミスミ)くんの名前の読み方が何度読んでもわからなくなったが最後は覚えられたし覚...続きを読むえておきたい。
映画が観てみたくて読んだのだが、本当に今すぐでも映画を観たい気持ちなのですぐに観ようと思う。

瑠璃の想いの強さと、あまり重要人物ではないと思っていた梢の隠れた想いの強さが心に残る。こんなに深く想われる三角くんに会ってみたいなと思った。

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Posted by ブクログ 2023年04月02日

映画化のキャストを見てたから、それぞれのキャストをイメージしながら読んだ。
中盤まで時代がコロコロ変わるのが読みにくい部分はあったけど、ラストはスッキリ。
ただ、何回も生まれ変わる執念がそこまでの強い感情になったはじめの人生でのエピソードが、もっと細かく描かれてたらよかったなーと思う。

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Posted by ブクログ 2023年03月13日

自分や愛する人の死をどう受け入れるか、といった一見重いテーマなので身構えてしまうが、その視点からの読後の満足感は得られなかった。

それよりもエンターテイメントとして、それぞれの登場人物の群像劇として捉えてみると、面白みが多くあったと思う。
瑠璃や竜之介の記憶力や執着と対比的に、当事者でありながらど...続きを読むこか人ごとで記憶力もあやふやな小山内堅、1年の空白を経てリセット(?)した三角は、小山内などを巻き込みながらも実際のところどこまでこの事象に真剣に向き合っているのか、あるいは物分かりよくバランスをとっているのか?
このあたりにこの小説の持つふところというか広がりのようなものを感じました。

それにしても瑠璃さんは魅力的に描かれていて、読んでいる間勝手に容姿を想像していましたが、後に映画化を知って、配役をみて、、、、少し違ったけど、、、わ、わかるけど、、、敢えて観ないかな。。。(贅沢な文句)

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Posted by ブクログ 2023年01月04日

輪廻転生について。
もちろん映画も観てきました!
本書☆4,映画☆2(映画についても下の方で感想書いてます)


誰もが1度は、死後のことや生まれ変わりを考えたことがあるのでは。
でもなんだか口に出すのは阻まれるような、言葉にするにしても難しいかんじのテーマ。
これを題材にすることを決めた作者さん凄...続きを読むいです。

私自身は輪廻転生はあると思っています。
学生時代に本気でこれを友人に熱弁したところドン引きされました、宗教的で頭がおかしいと。
そこからは絶対に口にしなくなりましたが、
この本を読んで同じ考えの人に巡り会えたような気分になりました(笑)

輪廻転生を感じている本人もその周囲も受け止めるのは大変なことでしょう。
その葛藤や順応を上手に表現されていて
ミステリアスで深い作品でした。

この壮大でミステリアスな物語をどう表現するのかなと
映画を観にいきましたが、これは酷かった。
チープな恋愛映画を観ている感覚。
まずキャスティングミスなのでは。
作者さん、直木賞作品の映画がこれで正解だったんですか。涙
出てくるべき登場人物が出てこなかったり、
キーマンがキーマンとしての役割をしてなかったり。
原作なので忠実再現とまではいかないでしょうが
これは物語が若干変わってきてしまっている。。。
無理やり映画化する必要はなかったんじゃないかなぁ。
輪廻転生という宗教的な話を大衆に受け入れてもらうためでしょうか。
原作は良かったので非常に残念でした。

輪廻転生。
まだ解き明かされてない事柄なので想像が膨らみます。

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Posted by ブクログ 2023年06月10日

映画番宣で見かけて手に。生まれ代わる程の大恋愛な描写には感じなかったりはしたものの、亡くなった娘が別の人格を持って目の前に現れる展開。それは特別なことではなく身近にもあったのかと気づく時点にブワッと章ごとに変わる月の絵柄も。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月03日

時系列が行き来する仕組みの中で徐々に物語が繋がっていくので、続きが気になってどんどん読んでしまった。初代瑠璃と三角の短くも深い時間が美しく、せつなかったからこそ、その後の長い年月に重みを感じ、物語の最後にはぎゅっと胸を掴まれた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月24日

これも直木賞受賞作。読み始めたら止まらんぞ…と思ってたけど、やっぱりそうだった。そういう意味では大抵の受賞作はハズレがないよね⁈
映画は気になってたけど見損ねてる。予告見て気になってた。それで何となく大体のあらましは知ってるつもりだったけど、やっぱり予告に踊らされてたかな?
この小山内を演じたのが、...続きを読むたぶん大泉洋さん。そのイメージだったから、そこメインなのかと思いきや、物語はそれ以前から始まっていた。ある女性の輪廻転生話と言ってもいいかも⁇
生まれ変わり、前世の記憶というのは、漠然と信じてるとこがある。ある意味、信仰に近いような観念。そもそもの科学的根拠が出来ない分野、絶対というわけではなく、伝説や昔話を聞くくらいの感覚。それが誰かの権利や何かを毀損しなければ、考えてもそれを口にしても自由だと思う。
ただ、ある人に再び巡り合うために、それを繰り返すのか…。壮大なファンタジー。その是非について、登場人物が逡巡するところは面白いなと思った。
ただ、そんなロマンをちょっと離れたところから見ている自分がいる。
十分面白かったんだけど、そこにちょっとハマれなかったとこで、星3つということにした。好きな人はすごく好きな作品なのかもしれない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月29日

小山内瑠璃のパーソナルは?小沼希美のパーソナルは?生まれ変わられた事によって歩むべきはずだった運命が変わってしまったと考えるのであれば、この小説は悲しいと思いました。

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Posted by ブクログ 2023年11月10日

最近は、一晩寝ると次の日、物語の前後の繋がりがちょっとわからなくなる。
いつものように毎晩少しずつ読むパターンだとこの物語は、あれっこの瑠璃は??となって、え〜っとこの娘は瑠璃で、きれいなお姉さんも瑠璃で……と、こんがらがってしまった。
ちゃんと理路整然と読めてるひとが羨ましい。

星が少なめですみ...続きを読むません。

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Posted by ブクログ 2023年08月06日

生まれ変わりを描き直木賞を受賞した有名な作品です。
佐藤さんだから当然上手い。短歌の選択など秀逸です。でもなんかピンとこない。読み終えて淡々と「ははぁ、そう来ましたか」という感触です。なんだろうな~と思っていたら受賞時の高村薫さんの評に当たりました。なるほど~と膝を叩いて、転記します。
「いかにも小...続きを読む説的な文体のわりに意外なほど人間の体温に乏しい。生まれ変わりという主題がそのまま小説の動力になり、躯体になる一方で、自分が生まれ変わりだと知った人間の驚きや苦悩が一切描かれていないことに因るが、ベテラン作家のこの企みの目的は奈辺にあるのだろうか。」「技巧的で、かなり不気味なこの作りものの世界は、作者の真骨頂ではあるのだろうが――。」
確かに映画化には向いていそうです。

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Posted by ブクログ 2023年06月01日

前世の記憶を持ったまま何度も生まれ変わり、好きだった(不倫)男との再会を果たすまで。
愛故というよりも、執着の方を強く感じた。そこまで??そんなに好きだったの??みたいな、生きてる時の好きで好きで仕方ない感が伝わってこなくて。
でも映画は配信で観る。洋ちゃんだからね。

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Posted by ブクログ 2023年04月23日

面白くはあったが、想像していたよりも不気味で生臭い雰囲気のある作品だった。
どう映画化したのか気になった。

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Posted by ブクログ 2023年04月06日

そこまで何回も生まれ変わって会いに行くほど2人の関係性って濃かったかなぁ???
時系列もとびとびでややこしかった

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Posted by ブクログ 2023年03月18日

ずっと前から本棚に入れていて
最近映画にもなっていたし読んでみた。

こんな感じなのかー!
予備知識なしで読んだので面食らった。

登場人物の関係性が覚えられなくて
少しゴチャついたけど
面白かったのは面白かった。

受け入れられない部分もあり、
最後は、うーん。。
ハッピーエンドなんだろうけど
...続きを読むの視点からしたらとんでもない話で。

映画も観たかったけど、どうしようかな笑
ほっこりあったかいとはまた違う、なんとも言えない読後感。

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Posted by ブクログ 2023年02月10日

 構成が上手くて、読むのに飽きることがなかった。
謎が少しずつわかってきて、前に戻り読み直すとまた面白かった。
 しかし、内容はあまり好きなジャンルではなく、純情な心というより、執念の話と受け取られ、現在を生きる力を挫かれてしまう印象が残った。

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Posted by ブクログ 2023年02月03日

最後がちょっと尻切れトンボで物足りない感じがしたけど、敢えてそうしてるんだろうなと思った。
その後は読者が考えてね、と言う事なんでしょう。

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購入済み

期待感

2022年01月18日

まだ読み始めたばかりですが、わくわくします。一気に読むと勿体ないので、マイに少し読もうと思います。

#深い

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