あらすじ
“伝説の外務員”といわれた超人気トレーナーが教える、移動平均線の読み方!
著者は、インターネットの黎明期から投資教育で活躍している「小次郎講師」。
近年も、株式情報サイト「みんなの株式」のコラムアワード大賞(2013、2014)や、著書『真・トレーダーズバイブル』(パンローリング)がブルベア大賞(2016)に選ばれるなど、わかりやすく実践的な教え方で、絶大な人気を誇っています。
株式投資やFX投資などにおいて、移動平均線は最も基本となるテクニカル指標ですが、通常の使い方では当たるときもあれば外れるときもあり、実際の相場でそのまま活用できるものではありません。
本書では、著者が移動平均線について長年研究を重ね、独自の使い方を体系化した「移動平均線大循環分析」と、その応用編である「大循環MACD」のノウハウについて、初めて体系的に解説。
もみ合い相場でも収益を上げられる「早仕掛け」や「試し玉」といった応用テクニックも紹介します。
さらに、破産しないポジションを持つ「資金管理」と「リスク管理」についても解説。
初心者から中上級者まで、より実践的な投資ノウハウを会得することができます!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今までなんとなくで
ゴールデンクロス、デッドクロスを見ていたが
抑えておくべき条件を理解した。
この本全てを実践すれば、充分
常勝組になれると思います。
Posted by ブクログ
いままで感覚的に理解していたことが文章で説明されていて、いまさらながら「そういうことか」と理解した。
他の投資書籍では結局どうすればいいのかが曖昧だが、この本では「こうなったら買う(売る)」という解説が明確だった。
またこの手法を磨くためには、どのようなトレーニングを行えばよいかも具体的に書いてある。
実践できれば勝率アップに繋がりそうだ思えた。
Posted by ブクログ
3本の移動平均線だけで期待値の高いタイミングを判断し買い・売りを行う手法。短期・中期・長期の移動平均線の並びと傾きからトレンドを判断し、トレンドの方向に玉を建てる。移動平均線以外のテクニカルやファンダメンタルは全く使用しない。
判断の方法や売買の方法が簡潔で、練習は必要だと思いますが実践はしやすい手法と思います。
気になるのは、著者の小次郎講師が最前線で相場を張っているかどうかという点。教育には力を入れているようですが、自身で稼げていない場合、この手法の有効性が問われます。
===以下本文から引用==========
・価格と移動平均線ではなく、2本の移動平均線を用いてゴールデンクロス・デッドクロスを判断する理由は、「だまし」を減らすため
・押し目買いは、中期線と長期戦が上昇している状態で短期戦だけ下降していれば押し目と判断できる。買うタイミングは、中期線を割り込んでいた短期線がもとに戻って、上から短期線・中期線・長期戦の並びで間隔を広げながら3本の線が上昇を始めたとき。
・値動きの小さな投資対象には本手法は不向き。変動率が大きいもの、トレンドが出やすいものに適している。株式であれば大型の国際優良株よりも新興株。FXなら米ドルよりも英ポンド円のほうが向いている
・タートルズは1回あたりのトレードのリスク量を具体的に明示している。「1回あたりのトレードで許容できる損失の最大上限は、投資用資金の1%」というルール。20日ATRが1%以内になるようにポジション数を調整する。さらに、リスク分散の観点では、1ユニットあたりの最大リスクを1%とすると、1)同一銘柄は4ユニットまで、2)相関の高い銘柄は6ユニットまで、3)相関の低い銘柄は10ユニットまで、4)買いと売りを合わせて12ユニットまで
・タートルズでは、ロスカットについては「各銘柄のノイズは2ATR以下である」と結論づけている。この幅を超える値動きがあった場合にはロスカットをすべき。