あらすじ
目立たない実力県のままでいいんですか? 富山はたしかに地味で目立たないけれど、その実力たるや半端ではありません。勤労世帯の「実収入」、「持ち家比率」など各種指標が示すように、県の「幸福度」はつねに上位。暮らしやすさに加え、教育熱心で偉人もたくさん、ものづくりを得意とするオンリーワン企業、だれでも知ってる「富山の薬売り」、食の王国「富山湾」、水の恵み……、そんな「すごさ」が、県外へはもちろん県内にも伝わっていない! そこで逆襲本の登場です。富山の「すごさ」を知ってください。まじめでコツコツ実績をあげるが、自己主張が苦手という富山県人の特質は、そのまま日本人の特徴です。ですから、富山が輝けば日本も輝く! 宿敵・金沢へのホンネも解禁(爆)。
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Posted by ブクログ
富山県というと黒部立山アルペンルートが浮かんでくる。
そしてチューリップ、ホタルイカ。
富山県は地味なイメージがあるが、決してそんなことはなかった。
「ケロリン、ケロリン、青空、晴れた空〜」のフレーズと黄色い風呂桶で有名な「ケロリン」を製造・発売している内外製薬。
1902年に富山で創業した老舗。
そう言えば「ケロリン」は何の薬かと思ったら解熱鎮痛剤だった。
「ジャポニカ学習帳」で有名なショウワノート。高岡市に本社と工場を置く文具メーカー。
そして皆がお世話になっているファスナー。
そのファスナーと建材の世界的なメーカーYKKグループ。
創業者、吉田忠雄は魚津市出身。
富山とよく比較されるのが金沢。
メディアや出版物では、金沢の方を取り上げる頻度が高く、富山にスポットライトが当たることが少ない。
方言ではこれは言ってもいいのかと思ったのは「正座する」を意味する「おちんちんかく」だ。
どうしても「アンテナ」をイメージしてしまう。
地味に見える富山県をひもとくといろいろな側面を持っていて面白いなあ。