【感想・ネタバレ】漫画家のごはんのおとも語りのレビュー

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Posted by ブクログ

満腹とまではいかないにしても、結構、腹に溜まった
やはり、60杯もインターバルなく食べ続けると、それなりには満腹中枢が刺激されるようだ
帯に「めしテロ」と書かれているが、この内容なら誇張表現には当てはまるまい。十分に、めしテロ漫画と名乗って良いクオリティだ
意見・印象は人それぞれだろうが、私的には、この手の大勢の漫画家が一つのテーマで1p漫画を描いた作品とコミックは好きだ
まず、表紙のイラストを灰原薬先生が担当している時点で、読み手を太らせる気満々
その上、執筆陣が相当に豪華だ。そんで、どれもかれもテーマに向かい合う姿勢が、本気すぎる。こういう企画に対し、本気になれるからこそ、自分の作品も面白く出来るのだろうな
この手のコミックを私が好きだ、と感じる理由は主に二つである
一つ目は、元から好きな漫画家のプライベートが見えるから
その漫画家のこだわりを知る事で、作品を読む際の視野が広がる気がするのだ
この『漫画家のごはんおとも語り』を読む前は、見落としていた良さに気付けるのは嬉しい、漫画読みとして
二つ目が、知らない漫画家を知る事が出来る
別に恥ずかしいとは思いはしないが、ぶっちゃけ、執筆陣で知っていて、なおかつ、作品を読んだ事があって、コミックスを持っているのは、浅野りん先生、藤栄道彦先生、灰原薬先生、反転シャロウ先生、ぽんとごたんだ先生、魔神ぐり子先生、宮部サチ先生、元町夏央先生、ヤマダカナン先生、くらいだった
読んだ事があるって条件までなら、もうちょい増えるが、後は存じ上げなかった
これだけの拘りがある漫画家の作品ならば、きっと面白いに違いない
ぜひ、第二弾、第三弾と出してもらいたい
テーマは、このままでいいけど、可能なら、少年・青年漫画家編、少女漫画家編と、描き手のジャンルを統一してくれると助かる
本当に美味い米は、そのままでも十分に食べられる、そう言う人はいる
その意見が正しいとも、間違っているとも、私は言えない
ただ、美味しい米には、旨いおともが欲しくなるのは、食いしん坊としては当然の事だ
本当に美味しい米であれば、生半可なおともで良さを消されたりはせず、逆におともの良さを引き出して見せるもんだ
どのおともも、先生らの「好き」が前面に押し出されているだけあって、全てが魅力的だった
緒方てい先生の「嵯峨なす漬とお茶漬けみぶな~わさび風味~」、okama先生の「万能塩鰹茶漬け」、カヅホ先生の「ラッサム」、神谷ズズ先生の「山わさび醤油漬け」、湖西晶先生の「甘海老の塩麹造り」、高遠るい先生の「香辣醤」、ヤマダカナン先生の「きざみ岩下の新生姜のごま和え」、吉川英朗先生の「いかなごのくぎ煮」と、気になったモノは一つに絞り切れないほど
こうやって、あれも美味しそう、これは食べてみたい、と思わせてくれるから、この手の漫画は好きだ
ちなみに、個人的に、最も、白飯と合うのは、山牛蒡の味噌漬けだ、と思っている。次点が、回鍋肉。オーソドックスな芋コロッケや、海苔の佃煮も捨てがたい
この台詞を引用に選んだのは、本能で生きてる藤栄先生らしいな、と思ったので。ルールや基本を守るのは大事、でも、一つ先の美味さを食すためには、時には自分の判断を優先するのが一番。丁度いい、分量を入れるのに成功したのならガッツポーズし、失敗したなら、次に活かせばいい、そう思った

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2018年04月04日

Posted by ブクログ

総勢60名の、漫画家がご飯のお供を語る。

美味しそう! というのもありましたが
やはり1ページでその魅力を語っているのが
素晴らしいかと。
しかし、某さんの「塩」という選択肢には
拍手を送りたいものが。
それがないと、美味しくないですよね、やはり!!

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2020年02月13日

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