【感想・ネタバレ】あの美しい夏よりも 【単話売】のレビュー

大田さより

華やかな妹の突然のできちゃった婚で、日舞の家元に繰り上げられた姉。婚約者まで引き継ぐことになり、本当の愛は望まない、これは運命だと自分に言い聞かせたが…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。

[G · ★★★★☆]

結局、妹は…。

日舞の家元に産まれた姉妹と1人の男性の話。
妹は美人で華もあり踊りのセンスも抜群だけど、姉は司書をしていてどちらかというと控えめな方。
両親を亡くしてるから次期家元を決める時に周りの人や教え子達からも華やかな妹が家元を継ぐものと思っていたが、妹はデキ婚で遠くにお嫁に行ってしまったというので、皆は仕方なく地味な姉に家元の座が回ってきたと噂していた。

しかも昔から妹の同級生で、妹の隣にずっと居た彼も日舞をしていて妹が突然のデキ婚だからと言うことで彼と姉の婚約となり、家を存続させようという流れ。

読んでいて思ったのは、皆が美人で華があると言っていた妹は全く出てこなかったですね。
ホントは妹は彼のことを好きだったけど、彼は姉の事を好きだと知っていたから妹は他の男性とデキ婚したのかな？って思いましたが、真相はどうなんでしょうねぇ？。

意地悪な妹なの？って思ってたけど実は自分が身を引いたって事なんでしょうか？。
そこんとこが分からなかったのでマイナス1。