あらすじ
9マス×6行の原稿用紙につづられた「#インスタ小説」がついに書籍化! こどもから大人まで楽しめる、世界一短い(かもしれない)短編小説90話をあなたに。あなたはこの物語の意味、わかりますか――? ◆先日研究室に送ってくれた大きなエビ、おいしかったよ。話は変わるが、例の新種生命体のサンプルはいつ届くのかね? ◆「ただいま」と言えば「お帰りなさい」と返ってくる新生活が始まった。家賃も安いし、こんな一人暮らしも悪くない。 ◆本当にこんな惑星に生命体が存在するのだろうか? 一年間に及ぶ実地調査の最終日、幸いなことに私はうんこを踏んだ。 ◆「くそ! 逃げられたか!」「いえ、あの方は何も次まなかったわ」「いや、奴はとんでもないものを次んでいきました」 ◆「やあ、私は未来から来た。今は戦前か?」「いや、戦後から七十年は経っているが」「ということは二十二世紀だな」 物語の解説&他の物語は、ぜひ本書でお楽しみください!
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Posted by ブクログ
とにかく面白いです!!
読みながら「コレどういうこと?」って想像できるし、なにより説明を読んで意味がわかった時に「なるほど!」ってなるのがイイ!
54字ならではの面白さがあります!
自分で54字の物語書いてみよっかな〜って
思いました!
読んでて楽しいし、スラスラ読めるのでこの本
すごくおすすめです!
Posted by ブクログ
54字だけで話が作られていて凄いと思った。話の途中の、 一生を一文で という話が面白かった。他の人に勧めたい。
あれ?これ54字?数えてみよっと
Posted by ブクログ
短編集は何冊も読んだことがあるけどすべてが54字という小説はきっとこのシリーズだけだと思う。どのお話も文や解説が工夫されていて面白い。サクサク読めるので読み切るのに1時間もかからなく、三十分ぐらいで読み終えてしまえます。他の54字の物語も読もうと思います。
Posted by ブクログ
140ページのいらないものの、一番最初に吸い込んだのは夫だった。それで、妻は、夫を『いらないもの』と思っていた。それが、怖かった。
妻こウェー。
Posted by ブクログ
文字制限のお陰で、「エモさ」が生まれている気がします。
言葉遊びのような、トンチのような……こういうのかなり好きです。
将棋の話では原稿用紙を盤に見立てる『原稿将棋』には、アートっぽさを感じました。
発想次第で無限に楽しめそう。
作れるかわからないけど私もやってみたいです。
Posted by ブクログ
限られた文字数だからこそ、読み手の想像力と共に物語のその先を楽しめる!新しいジャンルの始まりを感じた一冊。星新一サンの感想が聞いてみたいな〜。
Posted by ブクログ
すべて54字で簡潔しているストーリー。
たったこれだけの文字数で、しっかり背景まで見えてくるのがすごい。
一度読んだだけでは意味がわからなくても、それを考える楽しさがあります。
もしわからなくても、解説があるので、もやもやしたまま終わることはありません。
ただ、自分で意味がわかった方が喜びがあるでしょうし、考える時間が大切かなとも思うので。
子どもから大人まで楽しめると思います。
Posted by ブクログ
1つの物語が54文字の為、ショートショートよりもはるかに手軽に読める。
構成としては54文字の物語 → 解説 といった内容になっている。
ただ、1つの内容が短い為、内容を理解するのは容易で、解説に書いていることはわかり切っているものがほとんどで解説不要なので2倍読みたいという気持ちが強かった。
ゾクゾクするかというのは人によって違ってくるともうが、そこまでゾクゾクはしない感じがした。
本当僅かな空き時間にちょこっと読むのちょうどいい。
Posted by ブクログ
30字でも60字でもなく、54字なのは作者のセンスなのかな。気がつけば、「54」の呪縛にはまってしまうのだけど、これも作者のねらいなのでしょうね。
日本語の面白さを知るきっかけにつながると思うので、国語の教材にも使えそうな気もしました。
Posted by ブクログ
タイトル通り、54文字で綴られる物語。
様々なおはなしがあって面白い。
意味がわかると怖い話的なノリかなと思いながら読みました。
本書には怖いっちゃ怖いかもしれないけど、SFみたいな話や、視点を変えてみると意味が変わって面白い、みたいなおはなしが多かったように思います。
解説がついているので、これはどういう意味?わかんないと思っても大丈夫。
今まで自分にはなかった発想を知ることができます。
もちろん慣れてきたら解説されてる以外のおはなしの解釈を、自分で膨らませるのも楽しいかと。
読書好き&すでに成人している私には、似たようなお話もあってもう少しバリエーションがあったら面白かったな〜とは思うが、本書はこれらの物語を参考に、読者が54字の物語を自分で作ることを推奨しているので、そのための参考に似た話をいくつか織り交ぜたのかな?と思った。
大人が気分転換に、気軽に読むのにもよき。
けれどやはり、ティーンズや読書が苦手な人にこそ読んでほしい本。
小学校中学年くらいから楽しめると思った。
今回個人的な感想として星3.5のつもりでつけさせてもらったが、ティーンズの方々に薦めようとおもったら星4かな。それでも主観ではありますが。
超ショートショート、面白い。
これを読んで、傑作ショートショートをあなたも書いてみませんか?
Posted by ブクログ
9マス×6行の原稿用紙につづられた54字の超短編小説。短いながらも最後にオチがついてて面白い♪自分で作ってみても良いかもしれませんね(^_^)
Posted by ブクログ
なるほどなっと思う内容なのとスラスラ読めた。
日常的に考えることやあった出来事を絡めて作ったり、Twitterで調べて見たらオリジナルで作ってる人もいて楽しめた。
Posted by ブクログ
1つのお話が54文字ピッタリで終わる超短編小説集。児童書になるのかな?54文字なのであっという間に読み終わる。54字ぴったりできっちりオチを付けてるのはすごい。なるほどな~と感心したり、笑っちゃったり、良い暇つぶしになりました。
Posted by ブクログ
お笑いコンビくりぃむしちゅーのTV番組
ミラクル9で知って
面白そうだなと思ってラクマで購入。
これは読むのも軽いし
書くということのきっかけにもなりそう。
いいハードを考えたもんだ。
Posted by ブクログ
54字程度でかかれた超短編集です。
私は
第27話鳥取と島根
第42話斬新と前例
第53話原稿将棋
第71話This is a pen.
第72話名前で呼んでほしい
がお気に入りです。
クスッと笑えるものから、想像が広がり、考えさせられるもの、共感できるものとありました。
小学生向けに書かれたもののようですが、
大人が読んでも楽しかったです。
Posted by ブクログ
星新一さんのような文を54文字で読める面白い本。いろんな人がこの54字にチャレンジしたら面白いと思う。いろんな人が作っていって、1ヶ月ごとにチャンピオンを決めていく。年末には今年一年の54文字を決めれば、今年の1文字以上に盛り上がりそうだ。誰かやってくれないかな?
Posted by ブクログ
究極なショートショート。
ブラックユーモア溢れる小説が並び、なかなか面白かったです。
解説がなかったらオチが分からなかった話もあり、読み手の解釈次第で楽しみ方も違ってくるのかもしれません。
Posted by ブクログ
期待していたゾクゾクは得られなかったけれど、54字におさめる技術と発想力に脱帽。素晴らしい作家さんだと読みながら何度も感嘆した。モノの見方をたくさん知っている方だなあ。
Posted by ブクログ
最初、解説がいちいち野暮だなぁ。読んだ人が咀嚼して考えるからゾクゾクするんじゃん…と思いつつ読み進める。
でも、解説が皮肉たっぷりだったり、違う視点からの咀嚼だったりで読み終わるころには、あってよかったと思えるようになった。
大人対象にするなら、もっとシュールになるだろうし、ルビふらないだろうし、子供むけなんだろうな。
Posted by ブクログ
各所で評判になっていることは知っていたし、先日著者がテレビに出演して、なかなか面白いコメントをしていたので購入してみた。
「それなりに面白いだろう」という予想で読んだのだけれど、正直「それなり」にも面白くはなかった。
玉石混交で、玉よりも石の方であふれかえっているといったところか。
確かに「おお、なるほど」と思える作品もあるのだけれど、「なんだこれ」と思える作品の方が多かった。
また、解説を読まないと理解できないもの、面白さが判らないものも多く、中には解説を読んでも理解できず、したがって何が面白いんだかチンプンカンプンの作品もある。
オチのあるショート・ショート的な作品だけでなく、叙述トリック的なもの(例えば「切る」と「着る」を惑わせるために、あえて漢字を開いて「きる」と書いてみたり)や、トンチに近い作品もある。
もっと星新一のようなSS的なものを期待していたので(僕は星新一の千本以上あるSSは全て読んでいる)その期待が外れたというがっかり感も強かったかもしれない。
全3冊、まとめて購入したので、残りの2冊にとりあえず期待しましょう。
ちなみに、僕が購入した書店では「児童文学」のコーナーに置いてありました。