あらすじ
16歳でデビューしたバンドは4年で解散。天国から一転、堕ちた地獄から、ノーギャラライブや15年に亘るアルバイト生活を経て、今頂に立つ、アニソン界のパイオニア・影山ヒロノブ。苦難の先で出会った「聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~」「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、アニソンレジェンドたち、そしてJAM Project。なぜ諦めなかったのか? なぜファンは、そして世界は彼を愛するのか? だからもっと熱くなれ! その手で夢をつかみとれ!
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Posted by ブクログ
影山さんがLAZYとしてデビューされた時、私はまだ小学生でした。
従姉妹の影響でファンになり、毎月のお小遣いをためてはレコード(LP版です…。)を買っていたこと、今でもよく憶えていますし、レコードも残っています。
ソロになってからもシングルを購入していましたが、中学生になってからは、洋楽一辺倒だった所為もあり、いつの間ににか表舞台というか、私の視界からもいなくなっていました。数年後、ある歌番組で「アニソン」歌手として登場されるまでは…。それまでの道のりが、この一冊に綴られている。
LAZYも、今はメンバーが三人になってしまったんですね。
淋しい限りですが、You Tubeでは5人の姿を観ることもできます。便利な世の中になったもんです。
Posted by ブクログ
まさに私は、リアルタイムでレイジーのファンだった。レコードはもちろん、グッズもたくさん持っていた。この本で、ミッシェル(この方がやっぱり私にはしっくり来るので、あえてそう呼ばさせてもらう)が、アニソン界の中心シンガー・影山ヒロノブになるまでを、ミッシェル自身の口で語りかけてもらったような感じだった。ご本人にとっては、レイジー時代は半分黒歴史のようなものかもしれない。でも私のような往年のファンにとっては、あの時輝いていたミッシェルが、アニソン界で再び、昔以上に輝いていることは本当にうれしいし、私も頑張らなくてはと、心の底から思える。おばさんとなった今、本を読んで熱い気持ちになることもなかなかないのだけれど、私もゴールをぶっ壊さなくてはと思った。ありがとう、ミッシェル。
Posted by ブクログ
影山ヒロノブさんの自伝。単なるアニソンシンガーと思いきや、想像以上の波瀾万丈の人生を送っている人だったんだな、ということがわかって面白かった。あと、歌うことが好きという事だけで、良くもまぁここまでの人生を築く事ができたな、と感心しきり。正直、努力を継続できる事も、夢を諦めない事自体も才能だとは思うんだけど、本人はすさまじい苦労をしたんだろうな、と思うと非常に感動できるし共感もできる。久しぶりにスパロボを遊びたくなってきた。
Posted by ブクログ
LAZYの元ボーカルとして、その後は「電撃戦隊チェンジマン」「聖闘士星矢」「ドラゴンボールZ」など数々のアニソン、そして現在ではJAM Projectのリーダー、またアニソン界の長老ことがデビュー40周年を記念して半生を綴った自叙伝です。JAMやソロライブなどのトークコーナーで断片的に語られる内容が1冊にまとまっています。ここに込められた熱い魂を受け取りました。本書に綴られた様々な経験から生み出される楽曲の数々は、本書を読んでから聴くと違った世界が見えてきます。
Posted by ブクログ
レジェンド影山さんによるアニソン黎明期のお話。
僕が聴き始めた頃も「アニソン」って言っても下に見られた時代だった。
ポジティブな面もネガティヴな面も包み隠さず伝えようとしてくれている姿勢に感銘を受けた。
“アニソン”っていうボーダレスなジャンルの楽曲達が愛される理由が、この本を読むことで垣間見えた。