あらすじ
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Posted by ブクログ
『本人以上に、本人の明るい未来と可能性を信じる』という力強いメッセージが冒頭にあります。
これは、筆者(望月先生)が研修会社時代に人生のどん底を味わったこと、そこからあるカウンセリングの場で必死に学び自分の可能性に気づいたこと、その体験を多くの方に伝えてきたことなどから、常に心がけていることなのだそうです。
「自分には価値がある」と心から思えるようになったのは、「癒し」の力を学んで身につけたからである、とご自身の経験からお話されています。
癒し、と聞いて皆さんはどんなことを想像されるでしょうか。
イメージすることは人それぞれ異なるかもしれませんね。
望月先生が説明される癒しの本質のひとつに「安心領域を確かなものにする」という内容があります。
失敗や批判を恐れていまの自分の安心領域に"しがみつく"のではなく、その安心領域を"広げていく"ことで、多くのことに取り組みながらも安心感に満ちた生き方ができるといいます。
より幅広い行動・選択・人間関係に自分の安心領域を広げていくことを、私たちは普段「冒険」と呼んでいるのですね。
「自分には価値がある」と心から思える人なら、冒険する人生を選ぶことができます。
誰もがそうした人生を送れるようになる、そのために癒しの力を理解して身につけてほしいと望月先生は仰います。
本書には癒しの力を身につけるためのワークがたくさん紹介されており、読んでいるだけでもワクワクしてきます。
とりわけ、望月先生が提供されるワークの中でも、理想の自分をイメージする「宝地図」が有名なのではないでしょうか。
自分の理想を描くことについて詳しいお話を伺えることに期待しながら、私も大きなビジョンを描いて仕事にのぞもうと思います。
また、"自分には価値がある"と心から思えるための癒しの力は、誰もがその力をすでに使えるように「なっている」のだと望月先生は仰います。
今この瞬間から、夢が叶った時の様子をありありとイメージして、すでに達成したかのように味わうこと、この力は他の動物にはない人間特有の力なのだそうです。
未来の理想の自分を思い描くことで、セルフイメージを上げていくことがポイントのようです。
だから、理想の自分にふさわしい言葉・イメージ・感情・行動になっているか、いつも自らと対話することが大切だといいます。
そこで、理想の自分を誰もが楽しみながら描けるように望月先生が考案されたのが「宝地図」なのですね。
手に入れたいものや理想の状態をイメージできる写真をいっぱい貼り、いつでも見られるようにしておくと、自然とワクワクする気持ちになりますね。
私は本書から、目標を達成する力はすでに自分に備わっていて、あとは自らの価値に気づいて冒険をすることが大切なのだと感じました。
私ももっと大きな理想を描き、仲間とともに豊かになるように全力でチャレンジしていきます。