あらすじ
普通の材料でつくる極限の味。
カレーの達人が20年以上かけてたどり着いた究極のレシピ、その名も「ファイナルカレー」。
・子どもから大人までみんな大好きなルウを使った「欧風カレー」
・毎日食べても飽きないスパイスを使った「インドカレー」
・欧風カレーとインドカレーのいいとこどりをした「ファイナルカレー」
3つのレシピとカレーをおいしくするための調理のコツを
余すことなく詰め込んだレシピ本にして、あなたのカレー観を一新する1冊です。
【著者紹介】
水野仁輔(みずの・じんすけ)
AIR SPICE 代表。1974年、静岡県浜松市生まれ。カレーにまつわるさまざまなことについてのスペシャリスト。
1999年に出張料理集団「東京カリ~番長」を結成。カレーに特化したコンテンツ創造プロジェクト「カレー計画」で、様々なプロジェクトを立ち上げている。
これまで出版してきたカレー本の数は40冊以上。
カレー活動が多岐にわたりすぎて、本人としても、「聞かれたときに自分でも説明しにくくて、昔から困っています(笑)」とのこと。
糸井重里氏から「カレースター」の肩書をもらい、現在、ほぼ日と「カレーの学校」で授業を行っている。
2016年の春に、本格カレーが作れるスパイスセットを届けるサービス、「AIR SPAICE」をスタートした。
【目次より】
◆1章 欧風カレーをつくる
◆2章 インドカレーをつくる
◆3章 ファイナルカレーをつくる
◆おわりに
◆付録 材料を買い出しに行く
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
カレー番長水野さんが、美味しいカレーを探究し続けた結果たどり着いた3つのレシピを「ファイナルカレー」と銘打って紹介した一冊。欧風カレー、インドカレー、欧風+インドの良いとこどりカレーの3つ。
美味しいカレーを作りたい!と思い立ち、実際に調べて、いざ作ろうと思っても、美味しくするための材料やら行程やらが、まー面倒で、結局作らないで終わるってのが、今までのパターンでした。
が、この本の紹介レシピは「手の届く」しかも「むちゃくちゃ美味しい」レシピになってます。作り方の手順の紹介だけでなく、その行程の「ナゼ」や「ポイント」をしっかり解説してくれているので、美味しくするためのコツを、キチンと腹落ちさせながら作ることが出来ます。文章そのものも、短文言い切りでリズム感あり、秀逸な比喩あり。読みものとしても楽しめました。改めて、水野さんはスゲーなと思うのでした!
美味しいカレーを作ってみたいけど、なんとなくハードル高そうで頓挫していた全ての人に、ぜひ読んでみて頂きたい一冊です!お勧め!
Posted by ブクログ
『ビリヤニ』を監修された水野氏は、カレー関係の本だけでも10冊以上出版されている。とてもカレー愛のあふれる方なのだろう…読んでみたい! と思ってまず「”極限の味”ファイナルカレー」と書かれた本を買い、ファイナルカレーを作ってみました。
工程ごとに写真や工程の意図が書かれていて失敗しにくい親切な記載です。ファイナルカレー、美味しかったです! しかしながら、今まで食べたカレーの中で極限と言えるほどに一番美味しいかというと…まだ伸びしろがありそうに思えました。(野菜とスパイスの香りは素敵なのですが、好みのタイプよりもアッサリしていてもっとコクが欲しい感じといいますか…いや、充分美味しいのですが)
おそらく、微妙なところで本の意図通りに作ることができていないか、個人の好みの問題なのだと思います。また再挑戦したいです。