【感想・ネタバレ】浮き世離れの哲学よりも憂き世楽しむ川柳都々逸のレビュー

あらすじ

「諦めきれぬをどうあきらめた 諦めきれぬとあきらめた」──人の心のありようをうたった都々逸から、「箪笥屋は離れ座敷を嫁の部屋」など、ちょっとエロティックな川柳、破礼句(ばれく)、「世の中ね顔かお金かなのよ」といった回文まで、三五〇余りの句や歌を通して、日本人の心の機微、男女の情愛や性愛の世界を読み解くエッセイ集。

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Posted by ブクログ

①二階貸しますお望みならば 下も貸します後家じゃもの ②弱虫がたった一言小っちゃな声で 捨てちゃいやよと言えた晩 ③あの人のどこがいいかと尋ねる人に どこが悪いかと問い返す ④一人笑うて暮らそうよりも 二人涙で暮らしたい ⑤けんかしたときこの子をごらん 仲のよいとき出来た子だ   坂崎重盛 著「浮世離れの哲学よりも 憂き世楽しむ川柳都々逸」、2018.1発行。

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2020年07月05日

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