あらすじ
大きな挫折を味わい、どん底から這い上がった波瀾万丈の記録。
学歴・肩書から自由になったら、道が開けた。
東京大学を卒業し、就職人気トップクラスのコンサルタント会社、マッキンゼーに就職。エリートコースを順調に歩んでいた著者が、死を意識するほどの挫折に直面。もがき苦しんだ末にたどり着いた結論が、お笑い芸人になることだった――。
大胆な決断をし、どん底から這い上がれたのはなぜなのか?
学歴や肩書きに縛られない生き方を、体験をもとに語ります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
以前に私がマッキンゼーを辞めた理由を読んでいて、改めて文庫になりエッセンスを見直すことができて良かった。
過去の自分に、今の自分がこんなに楽しいよって、答えを出してあげるような生き方大事だな。
Posted by ブクログ
てる美さんのお友達談を実践し、仕事人生が開花した気がしています
ご存知、秀才芸人(東大院卒・TOEIC990点ナド)石井てる美さんのご著書。『UP or OUT』とまではいかなくとも、それなりに厳しい世界で頑張っているワとお感じの方なら共感ポイントが幾つか見付けられるかと。しばらく会社員を辞める予定のない私ですが、為になったし心が動きました!!そして元々度胸と努力と図太さでリーママ生活を何とか生き延びてきたタイプですが、更に勇気+当たって砕けろ精神を与えてくれ実際にチョコットだけ行動を変えさせてくれた本です。(矛先は異なりますが著者の友達の行動パターンより)失敗しても転んでも自分が気にしないと思えば(傷付くことを恐れなければ)まずは絶対にやってみるべき!!と。行動を起こさなければマイナスでしかないが、肝っ玉さえ据わっていて動じなければたとえ思い通りの結果でなくても最低でプラスマイゼロ✡行動することはしないことより必ず+であると信念を持つ発想は新鮮でした。
Posted by ブクログ
「東大、東大大学院、マッキンゼー、お笑い芸人」という異色の経歴を持つ石井てる美さんの著書。本人の体験談に基づいたものであることから、すごく読みやすかった。心に留めておきたいと思ったことがたくさんありすぎて書ききれないが、自分の中で特に覚えておきたいと思ったことは次の5つ
・失敗してもとにかく続けること。
・Now or Never(今やらないと、一生後悔する)
・Positive Mental Attitude(何がおこるかわからない未来を心配するのではなく、楽観的に考える。)
・「何もしなければゼロのまま。行動したらプラス。最低でもゼロ」
・決断するとは捨てること。
現状に満足していない人にはお勧めのです!自分を守りたいために否定的なことを言う人から解放されて。!自分の生きたい人生を過ごす勇気をくれる一冊です!!
Posted by ブクログ
自身の経験を交えて現代社会を見る視点が、他のビジネス本に負けず劣らずの迫力であった。特に著者のマッキンゼーに入るまでの生い立ちにおいて、運や環境要因を冷静に分析していたのは純粋に驚いた。一方で、ストレスがピークの時期に、ギリギリの精神状態が文字にされているのを読むと、多くの論争となった電通社員の過労自殺事件を思い出させるようでった。著者が届けたいメッセージを受け取るべき人に対して、読まれる機会があるのかどうか。少し考えると悲しくもなった。
Posted by ブクログ
1.高学歴である。2.世間的に「いい会社(大企業、高給など)」と呼ばれるところに努めている。3.辛いことがあっても仕事は仕事として割り切っている。もしくは、転職を考えたことがある。
以上3点に自分が該当しているようなら今すぐ読んでもらいたい。少なくとも私はこの本に救われた。
Posted by ブクログ
同じ女性なのでタイトルに惹かれて読んでた。
高学歴と高キャリアがありつつも、なぜお笑い芸人を目指したかが書かれてる。約一年のマッキンゼー時代の経験は本書の約半分を占めていて、当時の仕事内容、マッキンゼーでの仕事の考え方、スピード、働く人の様子がよく分かって面白かった。さすが他の会社より3倍成長できる環境だと思った。
お笑い芸人に転換する際の葛藤も詳細に描かれていて、いくつかの共感と勇気をもらえた。
Posted by ブクログ
【マッキンゼーからお笑い芸人になったぶっとんだ人の思考と行動の記録】
ぶっとんでいる人の話は好き。自分に制約を持たず、自由に羽ばたいている感じが好きだ。
この本にも書いてあるし、この本に限らず、最近本を読んでて共通するのは、だいたいこれ。
・自分の頭で考えよ
・自分事として物事を捉えよ
・行動し、自分の目で確かめよ
まぁどうせ成功するかなんて誰にも分からんのやし、行動して失敗しても大したことないし、ほんと即断即決即行動が大切。
「自信のなさは”悪”である」という言葉が一番印象的だった。自信を持てれば、人生が楽しくなる。人生を楽しくするためにも、読書→行動→人生というスパイラルを回して、自信を積み上げていきたい。