【感想・ネタバレ】博報堂スピーチライターが教える 短くても伝わる文章のコツのレビュー

あらすじ

「何から書いていいのかわからない」「どう書けば伝わるのかわからない」という、文章に関する悩みを解決するコツが満載!

企画書、提案書、メール、エントリーシート、SNS……。仕事でも、プライベートでも短い文章を書く機会は多いもの。しかし、限られた字数のなかで読み手に伝わる文章を書くのはなかなか難しいものです。また、SNSが発達するにつれ、炎上、クレーム、批判を恐れるあまり、あえて言いたいことをぼかし、曖昧に伝える文章も増えています。こういった迷いが生じると、文章は長くなり、どんどん伝わりにくくなってしまいます。
本書は、博報堂でスピーチライター、コピーライターとして活躍するかたわら、大学などで「言葉の持つ力」について教えている、言葉のスペシャリストが、短くても伝わる、そして読み手に「面白い!」と思わせる文章の書き方を、ていねいに解説していきます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者ならではのワードセンスで「伝わる文章のコツ」が学べる本。

特に下記3つはすぐに実践したい。
①要約文は40文字
②3つの中のベストワン
③書き出しは「桃太郎」で


特に「書き出しは桃太郎で」は切り口が好き。

桃太郎は、
「昔々、あるところに、お婆さんとお爺さんが、いました。」から物語が始まる。

この型はwhen where whoの順で自然に話がができる。
人にエピソードを語れば迷わずに伝えられる。

話が分かりにくい人は型がない。
型を作って話せば伝わる話ができる。


文章でも会話でも両方で実践していきたい。

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2022年02月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ささる例の多い本でした。

・言いたいことから逃げ、要点をぼかすと、
 文章は長くなる
・察してもらう文章を書かない
・文章には人間の心理がからんでくる
・これだけモノと情報があふれ、無駄な情報を
 捨てることに躍起になっている今の世の中では、
 人の自慢話を聞いてくれるお人好しはいないと心得よ

また、アドバイスも的確。わかりやすい。

・カタカナ語はできるかぎり感じにする。
・なんでも名前やタイトルをつけてみよう(要約力UP)
・いっきに書いて大幅に削る(中身の詰まった文章に)
・接続詞は方向指示器(「が」→「しかし」)
・相手本位の言葉に敏感になる
・同じ意味の言葉でも、自分自身で定義付けし
 違う言葉で表現することで語彙力が増す
 →自分だけの辞書をつくるつもりで「定義」しよう
・「黒い文章」「青い文章」は本当は多くの人に
 知られたくないという気持ちが潜んでいるのかも
・(メールについて)タイトルと1行目で、相手が
 行動を起こせるように

同じタイプの本をいくつか読んでいるので
アドバイスの重複覚悟で読み始めましたが、
新しく感じる内容も多く、
更にわかりやすく、よかった。

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2020年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

言い回しが上手く伝わらないと思い、つい文章を長くしてしまうことが多いので、ためになる内容でした。
・赤鉛筆で要点をチェック
・相手に察してもらう文章にしない
・「が」を禁止にして、接続詞を選ぶことで文章のニュアンスが変わる
・ら抜き言葉で悩む時、命令形で「ろ」となればら抜き言葉はダメ
・200文字程度で文章をまとめて原稿用紙に書いてみる
・書くことには、読む力が必要

全体的に分かりやすい言い回しで実例もあり、納得が行きやすかったです。

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2018年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ビジネス文書で大切なことは要点を伝えること。
そしてビジネスにおける読む力は要点を探すこと。
というフレーズが刺さりました。

本や書類にラインを引くのは1ページで1ライン、これで要点を探す力がつけられるとのこと。
これなら、自分でも日頃から実践できそう。

またしばらく経ったら読み返したいです。

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2020年11月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【問い】
相手に伝わる文章のコツは?

【私の3ポイント】
①要約は40文字で前半状況・後半結論を意識
②前半は桃太郎構文で状況を伝える
 むかしむかし→when
 あるところに→where
 おじいさんとおばあさんが→who
 住んでいました→what
③後半は「早い話が」で結論を伝える
 早い話が〇〇で、余分なものを削る

②褒める事が少ない時は相手をよく観察しその内容を伝えるだけでもアクノレッジメントになる
③多様性を発揮するには、間違った前提ではなく異なった前提と捉える

【感想】
ひきたよしあきさんの本は4冊目ですが、一番まとまりがなく読みにくかったかも。
ただし、使えそうなHOWはたくさん散りばめられている

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2025年02月11日

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