【感想・ネタバレ】たのしごとデザイン論のレビュー

あらすじ

【クリエイターが幸福に仕事をするための50の方法論】

デザインや創作を仕事にする上では、何を作るか? だけでなく、どう作り、どう人と関わり、どう世に出していくか? という文脈づくりが欠かせません。武器となるのは、他者との関係「他の仕事」を知り、「楽しい仕事」の作り方を学び、すべてを「たのしいこと」に変えていくセオリー、それが「たのしごと」です。
アートディレクターのカイシトモヤが、グラフィックデザインの現場経験を通じて、「クリエイターが幸福に仕事をするための50の方法」をまとめ上げた、創作に関わる、志す、すべての人必携の実践書です!

〈本書の主な内容〉
■第1章 デザインを知る、たのしごと。
まずはグラフィックデザインはどういう仕事なのか、その正体をさまざまな角度から観察。「たのしごと」への入り口、入門の章です。

■第2章 あなたとデザインを考える、たのしごと。
表現と考え方を結びつけることは、あなたのデザインを外に広げるための欠かせない手段。「何をつくるか?」から「どうつくるか?」へ意識を変えていきましょう。

■第3章 仲間との関係を学ぶ、たのしごと。
デザインはたった一人で生み出されるものではありません。さまざまな才能の力を借り、仲間と強い信頼関係を結ぶには、いったいどうすればよいのでしょうか。

■第4章 クライアントとの関係を育てる、たのしごと。
クライアントとあなたの関係は、ただ労働と対価を交換するだけではないはず。両者が共に幸せなゴールにたどりつくために、私たちがなすべきことを考えます。

■第5章 あなたのこれからを創る、たのしごと。
さまざまなプロの形が生まれる多様性の時代、クリエイターとしてのキャリアをどのように積んでいきますか? あなたの将来の姿を見つける、道しるべの最終章。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

タイトル通り、クリエイターが楽しく、スムーズに仕事をするための秘訣が、出し惜しみ無く書かれた素晴らしい内容。もちろん、「ここに書かれていることなんて理想であって、実際にはクライアントが云々カンヌン・・・」といって、身動きできなくなっている人が大半だと思うが、そういった人はそのまま底なし沼に沈んでいただいて、なるべく多くのクリエイターに幸せなクリエイター人生を目指して欲しいと思う。そのために、本書はかならず役に立つと思います。

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2017年08月09日

Posted by ブクログ

とても良い本でした。最初からイッキに引き込まれます。出版後のトークイベントにも参加したのですが、まじめだけどおちゃめなお人柄がとても表れていて、楽しく、やさしく、そして説得力が、悩んだり迷ったりしてるデザイナーの背中を押してくれます。「デザインって楽しいものなんだ」と大切なことを感じ取れる本です。トークイベントでのこぼれ話ですが、「読書感」を実感してもらうために厚い紙を使用したのだとか。

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2017年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フリーランスのクリエイターである筆者がすすめる仕事を楽しくする考え方
デザイナーの仕事内容がわかりました

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2021年02月17日

Posted by ブクログ

WEBデザイナーを目指しており、デザインのレイアウト等のポイントが書いてあると思って読み始めました。

しかし内容は、仕事を楽しむための心構えのような本です。

私の目的から逸れていたものの、日頃からどれだけ出来ているだろうか?と考えさせられ、「こんな人と働きたいな、こんな人になりたいな」と思う本です。

相手の立場に立って考える、など一見当たり前の話を、ご自身の体験等交えながらどうアクションすると良くなるのかを説いてくださっています。

綴られている言葉がわかりやすくて、丁寧で、親しみやすいです。

初心者の方も、初心忘れるべからずな方にもオススメです。

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2021年02月03日

Posted by ブクログ

 さすがにクリエイターらしく本の中身に関しても考えられている。読めば読むほどデザインの世界にあこがれてくる

 が、結局書かれていることはどこの職種に行ったとしても大して変わることはない事ばかりで、今そこにある自分に対してもっと真剣に前を見ることが必要なのではないかとも思ってしまう。

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2018年06月19日

Posted by ブクログ

カイシさんの人柄が見えてくる本でした。ほんと、デザイナーなり立ての新入社員向けテキストのような感じです。

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2017年05月04日

Posted by ブクログ

良いことはチラホラ書いてあるのに、頭にスッと入ってこなかった。
「一応」の乱用は、デザイナー自身の思考停止を招く引き金。退路を断ち、自分の信じた方向に従って、現場で判断しないといけない緊張から逃げることができる。
→一応の乱用はしない。

ジェネラリストは、
各々のクリエイターが「何ができるのか」をより深く理解し、大きな問題を小さな課題へと切り分け、適所にうまくお題出しをすることができる。
昔で言うところの「興味貧乏」を、カッコよく、良い言い方にした表現

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

仕事論というよりも、デザインすること、を扱った本。

デザインとは、抽象化すること。
というのが、キーだと感じた。

それ以外にも、デザインに関わる様々な立場(アートディレクター、コピーライターなど)に対する本質的な役割への言及もシンプルにわかりやすい。

また、デザイナーとして、どのような心がけで仕事をするかは、デザイナー特有ではなく、一般的にいえること。
筆者の経験から出ている言葉なので、納得感があります。

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2019年09月15日

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