【感想・ネタバレ】教育費破産のレビュー

あらすじ

大学の学費が高騰している。経済格差が広がる中、この学費を親が自費で賄えない場合、多くの学生は奨学金に頼るが、その返済が滞り自己破産に至るケースも後をたたない。奨学金破産は保証人である親や親族にまで連鎖する。大学以前にも私立の小・中・高、それに伴う進学塾など、教育費はうなぎのぼり。学歴をお金で買う時代とも言われている現代、われわれは教育費にどう立ち向かうべきか。

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Posted by ブクログ

とにかく教育にはカネがかかる。学歴信仰は薄れた?復活した?とにかく、階層固定化のことを考えると、良い大学を卒業していることが、未だこの令和の時代になっても良いことというのは間違いなさそう。
うちは2人の子供がいるけど、2人とも私立中高に行かせるのは経済的にかなり厳しそう。かといって、奨学金で借金地獄になるのもありえない。成績優秀で特待生になってもらうのも難しそう。困ったね、、

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2019年06月16日

Posted by ブクログ

読みやすかった。
データに基づいているのみならず、全体のバランスがとれている視点がよいので説得力がありました。
大学進学率が上がることで、「大学では勉強したい」という学生が出てくること。大学を出るだけでは差がつかないので、いかにきちんと勉強するかが問われる世の中になっていること、など実感していたことが活字として読めました。
ただ、本当に、東大や京大に合格する力がありながら、経済的な問題で地元の国立大に進学している受験生、ってそんなにいるのですかね?
奨学金の怖さは前回読んだ別の本に語られていましたが、奨学金のみならず、教育全体にかかるお金を考える上で示唆に富む1冊です。
・・・大学生協や文科省って結構いろんなデータを出してくれているのですね。私たちはもう少しそのデータに触れる必要があると思いました。

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2017年03月24日

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