あらすじ
異世界ファンタジーのお約束、 ちゃんと守ってますか？
異世界あるあるファンタジーがまさかの第３巻に突入！
完結したはずのヴェルダートの物語が新天地を舞台に再開します！
「完結したくせに無理やり物語を再開するお約束」に始まり、「新章には新ヒロインがいるお約束」「迷走した物語は学園編に突入するお約束」「人気が落ちたら過去のヒロインを再登場させてテコ入れを図るお約束」など、新シリーズならではのお約束が満載！
新感覚ギャグファンタジーの第３巻、今回もあなたのクスクス笑いを誘います！
もちろん「肌色回のお約束」ページもいつも通り充実させました。
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Posted by ブクログ
三巻はリアルに予定されていなかった続編であり、そうした状況で見られるテコ入れのお約束を実演した物語である。
新ヒロインはテコ入れに限らず定番ではあるが、学園編を導入しつつも中身がさっぱり薄く、それでいて締めは学園の雰囲気を（唐突に）出した打ち切りという、セルフパロというか、メタいというか。
新ヒロインのシズクはポジション的にもキャラ的にも挿し絵的にも良いテコ入れで、この辺はさすがだなあと思う。
ただ、そうした演出であるにしても、やはりごった煮感は否めないし、アテクシ主人公系を「26はババアなんだよ！」と切って捨てたような鋭角も少なくなっている。
星三つ半が妥当だろうと判断した。
