【感想・ネタバレ】桜の下で待っているのレビュー

あらすじ

面倒だけれど愛おしい―― 「ふるさと」をめぐる感動の物語。郡山、仙台、花巻……桜前線が日本列島を北上する4月、新幹線で北へ向かう男女5人それぞれの行く先で待つものは――。実家との確執、地元への愛着、生をつなぐこと、喪うこと……複雑にからまり揺れる想いと、ふるさとでの出会いをあざやかな筆致で描く。注目の気鋭作家が丁寧に紡いだ、心のひだの奥底まで沁みこんでくる「はじまり」の物語。解説/瀧井朝世

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新幹線に乗る、ことでも
人それぞれ沢山のドラマがあり
ふるさとの捉え方もそれぞれで
面白かったです。

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2023年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何でもない日常や、東北新幹線で故郷や友だちや親族や仕事で行くその中で流れていく物語。
子どもが出てくるお話では子どもの不思議な体験や幼少期に子供の生まれてからの記憶や出来事などを織り交ぜて不思議な時間が流れたり、かと言って特別の事ではないのだけれど。
さらさらと小説の中に流れる時間が東北の地域も震災の傷跡も少し登場し、北野地方の風景も目に浮かぶ。
読み終わってあまり重荷にならない本ではあります。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新幹線と故郷。私は普通電車で2時間もかからないところに実家があるが、祖母の家は新幹線と特急列車を使用し4.5時間ほどかけていく。小説を読んでる間に祖母に会いたくなり電話をかけた。武文が思った「母親なのだから無条件で自らを受け入れて欲しい」「母さんは、母さんでなくてはおかしいだろう」のところが自分の心境にとても似ていて共感できました。春に読みたくなる1冊。新幹線に乗る人々の表情が観れる仕事、遠くに行ける仕事、素敵だな。

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2022年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『菜の花の家』『ハクモクレンが砕けるとき』の不思議さが好きだなー。

いろんな意味でつながりについて感じる一冊。
人間関係は一筋縄ではいかないこと、一面性ではなく多面的なこと、当たり前なんだけど、綺麗事だけでは済ませられないし、自分の価値観だけが正しいというか当てはまるわけではないことを感じさせられた。

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2021年03月30日

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