【感想・ネタバレ】心の中に「静」をもつのレビュー

あらすじ

お笑い芸人、ボクサー、俳優、画家、書家、そしてヨーギーと様々な顔をもつ片岡鶴太郎さんが、60代をむかえた今だからこそ語る人生を楽しむ秘訣とは?
飽くなき探求心と行動力で自ら可能性の扉を開く心の内を、余すところなく書き下ろした話題作。
超高齢社会化が進むこの国において、自分の人生をどうやって輝かせるのか……そのヒントとなるのが心の中の「静けさ」だと鶴太郎さんは説きます。
心の根の張り方、魂の歓喜、不易流行、腹の主との対話、自分の信じ方、ヨーガについて、身体の声の聞き方、食べ物について、他。


*目次より

◎歳を重ねるほどに深まってゆく心
◎もっと「心を深める人たち」に増えてほしい
◎本当の勝負は50歳から
◎毎日同じことをやると見えてくるもの
◎ヨーガが私に教えてくれたこと
◎口呼吸よりも鼻呼吸が優れている理由
◎自律神経を整えてくれる呼吸法
◎生命エネルギーを生み出す7つのチャクラ
◎まわりの声より、自分の内なる声を優先する
◎怖いときこそ“一歩前へ”を心がける
◎食べることは「生き方」そのもの
◎身体の声を聞くと感性が高まる
◎人生の時間は自分で決める
◎大いなるものと一体になる
◎人間の苦しみを生む5つの原因
◎よく生きた者はよく死ねる
◎「劇的すぎてつまらない」とタモリさんはいった ほか

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

TVで鶴太郎さんを見て「菜食主義」「う〇ち」の話をしていて面白い人だなと感じて、購入。装丁も素敵。鶴太郎さんに影響されて1週間ほど菜食を実践したところ、普段あまり甘くないと感じていた和菓子を強烈に甘く感じて衝撃だった。たまに菜食という感じで実践してるけど、体が軽く、欲が薄れた気がしている。さすがにヨガはしないけど、野菜の魅力に気づくきっかけをくれた本となった。書いてあることがまだ"ぼんやり"としか分からないところもあるので、もう一度ゆっくり読んでみようと思う。

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2022年05月22日

Posted by ブクログ

この本は、アンチエイジングに関して、一つの「方向性」を示してくれています。
今の日本社会において、アンチエイジングとは、「老化」に対する一種の「恐怖」であり「抵抗」です。
また「若い」ことが価値があるという、日本社会の「歪み」であったりします。

世界幸福度の調査結果を見ると、日本では年をとればとるほど、
「幸福を感じない」と思う人が増える社会になっていることがわかります。

片岡氏の場合は、老化に抗うことはせず、それを、自分自身を内側から深めていける「深化」、
そして、それが、豊かであることと考えています。
多くの場合、豊かさは、外的な条件のことをいいますが、
片岡氏は、はっきりと、自分の内部にあると言いきっています。
こういうことを、自信を持って言える人は、少数派でしょう。

この本では、片岡氏のライフワークであるヨガを行うことになったキッカケや、
呼吸法などが紹介されています。キッカケは、片岡氏の更年期障害によるものですが、
それに、どのように対峙すれば良いのかという記述にはなるほどなと思いました。

読後感は、「何かを始めたくなったり」、「今、続けていることを、深めたい」なと思うようになりました。

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2018年03月06日

Posted by ブクログ

「午前1時に起床し、4時間のヨーガと2時間の朝食タイム。テレビに映る姿は、ストイックすぎて、まるで奇人変人に見えるかもしれませんが、どうぞご安心ください」の書き出しで始まる片岡鶴太郎の本。全体で5章構成。第1章は自分を信じること、第2第3章がヨーガについて、第4章が食べること、第5章が生き方、について書いている。ヨーガの基礎を丁寧に書きすぎている感があるが、第5章で書いている「今という限りある時間を一生懸命生ききる」に共感を覚える。なかなか難しいのだが。

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2019年02月10日

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