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Posted by ブクログ
「組織人として、組織に寄り添う生き方」を前提にしている。組織の中で仕事をしていく中で社会性を身に着け、きたえられ、成長していく。組織人としてあるべき生き方ができていると「評判」は高いとのこと。
温かい、という印象は良い評判のカギになる。
評判は社内での処遇に限らず、転職などにおいても影響。
評判の良い人のことは悪くいいづらい。
評判の良い人は、他人への十分な配慮ができる人、実行力の人(プロセスに集中する)、本質的な役割を果たせる人。
根回しというプロセスも大切。コンセンサス・ビルディングを行っておくことであり、相手への尊重が伝わり「聞いてなかった」をなくし、協力も得られやすい。
周囲と強調してうまくやっていける能力が組織で仕事をする上で重要。
「職場で自分の評判を良くしようとするのは正しい。」
チーム・会社への貢献度を高めることになり、周囲との人間関係は向上し、職場の健全化へ向かい、自らのモチベーションも高まる。
試練を乗り越えてきた人は、抜擢されても嫉妬されない
本題とは少しずれるが、興味深い記述。妬みの感情について。
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妬みの対象の人物に不遇が生じると、脳の「線条体」とよばれる報酬に関連する部位が活性化する。それが喜びとして感知される。これが「他人の不遇に喜びを感じる」脳のメカニズム。
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他人の失敗を単純に喜ぶ人、悪評ながしたりして満足げな人はよくいるけれど、そうなのか、妬みの感情をもとに脳が喜びを感じる仕組みができているのね。喜びという報酬のためについ何度も妬みの対象を妨害したりする。妬みの感情があるかぎりやりたくなるんだろう。
Posted by ブクログ
すぐに読み終わるけど一言で言うと「非常に納得した」。ただ大前提として自分はこの類のスキルの偏差値は幼稚園児並みである(笑)からなのかもしれません。
これまでなら絶対に手に取らないけれど、少し気になって読んだら発見が多かったです。たくさん読むと見る目も肥えてくるのでしょうか。。
具体的には「評価」と「評判」の違いや「評判」が悪いと一切反論ができないことや結果的に自分を守ることになるということが分かり易く述べられている。また企業のケースも日産やサウスウエスト航空、ロバート・デ・ニーロまでなかなか面白い。あっあとリクルートの転職サイト「はたらいく」も紹介されていました(笑)。
やはり評判が伴っていないと大きな仕事やプロジェクトも完遂できないよねと再実感。その他にも共感点が多かった。
正直このテーマに関してはローキャリアの時点で意識するとロクなビジネスパーソンにならないと判断して軽視していたので、今までかなり高いレッスン料を払った気がする(゜o゜)
だから改善していきたいし、同じ失敗はもうしません。。。
ただ実力ないのに「評判」偏重でわが物顔でいるめでたい人には当然なるつもりはないけれど(笑)。±0で評価されて「評判」になるビジネスパーソンになりたいものです。。。
Posted by ブクログ
以下、読んでタメになったメモ。
・よい評判を作る上では、温かいという印象が鍵になる。冷たいという印象はNo
・評判が形成される過程:萌芽→強化→拡散
ハロー効果/寛大評価/威光効果
自己効力感
ピグマリオン効果:人間は期待された通りに成果を出す傾向がある
・他社への十分な配慮のできる人
・実行力の人→根回し、プロセス重視
・本質的な役割の果たせる人
・知性がビジネスにおいて最も重要な資質との誤解
・ネガティブ/評論家/文不相応な人
・停滞感は評論家を作る
・孤独であるということはアルコール依存症やたばこを一日15本吸うのと同じくらい健康に悪い。
・他社の良い面を見ようとする場合、自分にはない面を捉える傾向が強い
・遠くの夢を抱きながらも、足元を充実させる努力を優先させなければならない
・一人一人へ十分な関心をもつ/プロセスに集中する/自らの役割を演じきる