【感想・ネタバレ】警視庁監察官Qのレビュー

あらすじ

人としての感情が欠落したことから、アイスクイーンと呼ばれる監察官・小田垣観月。2年前に起きたブラックチェイン事件で使用されたプラスチック爆弾の行方を追う彼女が、あらゆる情報を記憶できる能力を武器に警視庁の内部に斬り込む、シリーズ第1弾!

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Posted by ブクログ

警視庁公安Jのスピンオフというか登場人物がだぶり、主人公の違うシリーズ。これは女性キャリア監察官の成長と成功のはなし。和歌山出身、鉄鋼の男たち、古来から伝わる柔術という背景、東大卒女性キャリア、特異な記憶力、そして観察官という仕事、3つのユニークな設定がユニークな物語をつくっているが、作者は上手にかろやかに、かつ人物描写はある程度の深さも持って、物語を紡いでいる。

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2025年07月12日

Posted by ブクログ

一連のアルファベットシリーズ?3人目の主役はアイスクイーン小田垣観月。
他のシリーズにも少しずつ顔を見せているのでなんとなくどんな人なのか認識はありましたが、本書でかなりの部分が明確になります。小日向とも東堂とも異なり、何に対して闘っているのかがまだ曖昧で、かつ本書を通してようやく本格的に肝が据わってきた感じなので、これから進化していくのでしょう。
描写されている雰囲気から想像するに全く戦闘能力を感じさせない外見っぽいのに、よりによって古柔術の達人という意外性もなかなか良いです。

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

正直この作品は監査官Qの紹介版って感じでした。当然シリーズ物で以前の作品とかなり関わってるのでまずスタートの作品から読みたくなる。

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2023年08月01日

Posted by ブクログ

シリーズ第一弾。と言っても、JやKと著しくそれぞれが交わっていると言うか、話が沢山でてくるので、新しいシリーズと言う気がしない。しかしJの後輩小田垣観月を主人公としたその生い立ちが詳細に記載されている。そして今度は新たなスーパーウーマンの誕生だ。ありえないが、これはこれでスカッとする程、楽しい。

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2019年06月23日

Posted by ブクログ

物凄い記憶力を持つキャリアの小田垣観月が警視庁監察官として大活躍する話が3つ.C4に絡む「爆薬」も面白かったが,ティアドロップの「ドラッグ」が楽しめた.観月が参加する"女子会"と"魔女の寄合"でのやり取りも面白かった.切れる女の集まりは想像できないが,凄いものだろう.東堂絆の技が炸裂する場面も圧巻だ.「約束」で津山清忠を追い詰める場面も楽しめた.警察組織内で押収品をちょろまかすことは日常茶飯事であることを実証するような話だが,実際にはあってはならないことだろう.

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2018年01月13日

Posted by ブクログ

超記憶は出来過ぎ感は否めないもののw、そこが鼻に
つくわけでもなく、事件に挑んでいく姿にぐいぐいと
読者を引っ張ってくれる
Jシリーズ、Kシリーズと合わせて、今後が楽しみな
Qシリーズになることを期待!!

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2017年11月08日

Posted by ブクログ

感情が欠落してるため、アイス・クイーンと呼ばれる監察官の女性が主人公。
感情が欠落しているわりには、そんなに冷たい感じもなく、頭は切れる人なんだなー、と。
登場人物が多かったのか、会話がわかりづらく、ストーリも少しわかりにくかったかな。
他のシリーズを読んでいないからか?

和菓子がたくさん登場して、それはそれでおいしそうだった。
最後、観月の古柔術のシーンはかっこよくて好き。

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2022年07月28日

Posted by ブクログ

07月-06。3.0点。
公安Jの小日向の後輩、監察室女性キャリアの主人公。警視庁の押収物を格納する巨大倉庫を舞台に、不正を追う。
公安J、組対Kも絡み、3大シリーズとするのかな。

スピード感はあり、まあまあ面白い。次作も期待。

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2021年07月08日

Posted by ブクログ

鈴峯紅也『警視庁監察官Q』朝日文庫。

貰い物の古本。全体的に弛く、軟弱な警察小説という印象で、好みではない。

アイスクイーンと呼ばれる東大卒の才女・小田垣観月を主人公にした新シリーズなのだが、お馴染みの警視庁公安Jの小日向純也、警視庁組対特捜Kの東堂絆が登場する。事件そのものより、やたらと甘い菓子類が登場し、アイスクイーンであるはずの観月の小日向純也への恋心や憧れが描かれるのが、全体的に弛い理由だろう。

警視庁に入庁し、監察官となった小田垣観月は、2年前に起きたブラックチェイン事件で使用されたプラスチック爆弾C4の行方を追うことに。 あらゆる証拠物が保管されている巨大保管庫『ブルーボックス』を探る観月は、そこに微かな違和を感じ、背後にうごめく犯罪に辿り着くが……

本体価格740円
★★★

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2019年08月06日

Posted by ブクログ

前半の脳の為の和菓子たちと最後の絡まれた観月の強さがすき。厚さは感じさせないけれど入り込めなかった。

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2018年10月17日

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