あらすじ
名推理×関西弁×着物男子に悶絶必至のプチミステリー
大阪に越してきたばかりの女子高生・天音は、大阪城からほど近い老舗呉服屋でバイトすることになる。
店を切り盛りするのは、店長代理の大学生・惣七。彼は一見紳士的だが、数々の資格を有し、極度の新選組マニアという一面も。ある日、馴染みの客が娘の結婚式のための着物を仕立てにやってきて、結婚破棄を求める脅迫文が届いたと惣七に告げる――。
少し変わり者の呉服屋店長代理が、大阪城の下で起こる事件をスマートに解決!
エブリスタで人気の小説が書籍化!人情の街・大阪を舞台に、家族とは何かを考えさせられるプチミステリー小説。読後、ほっこり心があたたまります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
県外から越してきたばかりの主人公は
ひょんな事から老舗の呉服屋でバイトをする事に。
日常ミステリー一話完結、になっているので
読みやすかったです。
主人公がおばあちゃんっ子のようなのは何故か、も
読み進めていくと分かってきます。
しかしそんな事情(?)よりも、老舗の息子の
元婚約者?の方がひたすらに強烈です。
これとは…老舗息子でなくとも、結婚は無理かと。
なかなかに鈍い主人公と、途中で現れた
息子のライバル?w
ほんわかしていたのに、最後になって突如…の
急展開でした。
今までの息子の動かなさに関しては納得しましたが
さすがにこれは突如すぎないか? と。
面白かったですし、さらっとその辺りは読めましたけど
なんかこう…不消化? な気がします。