【感想・ネタバレ】男の!ヤバすぎバイト列伝のレビュー

あらすじ

サブカル界の兄貴、掟ポルシェが全裸で書いたナメたバイト遍歴&破天荒な生き様がここに!



バイトって素晴らしい!
って本じゃねえからな!!! ――― 東村アキコ(漫画家)

ニューウェイブバンド“ロマンポルシェ。”のボーカル&説教担当、アイドルDJやライターとして(一部で)絶大な支持を誇るサブカル界の兄貴・掟ポルシェ。彼がナメた姿勢で取り組んできた自身のバイト体験を赤裸々に綴った連載(音楽エンタメサイト『耳マン』掲載)をまとめ、特別対談も収録した初の自叙伝的コラム! 掟ポルシェが全裸で書いた破天荒な生き様がここに!

【本の内容】


第1章 初めてのバイト~新聞配達~
第2章 大学までにやったバイトの数々
第3章 正社員~失業
第4章 エロ本の編集
第5章 ビルの窓拭き
第6章 整理屋の恩人~ロマンポルシェ結成へ
特別対談:藤井隆/志磨遼平(ドレスコーズ)

著者プロフィール


掟 ポルシェ
1968年北海道生まれ。1997年、男気啓蒙ニューウェイヴバンド、ロマンポルシェ。のボーカル&説教担当としてデビュー、これまで『盗んだバイクで天城越え』ほか、8枚のCDをリリース。音楽活動のほかに男の曲がった価値観を力業で文章化したコラムも執筆し、雑誌連載も『TV Bros.』、『別冊少年チャンピオン』など多数。著書に『説教番長 どなりつけハンター』(文芸春秋社)、『男道コーチ屋稼業』(マガジン・ファイブ)、『出し逃げ』(おおかみ書房)がある。そのほか、俳優、声優、DJなど活動は多岐にわたるが、ここ数年はアイドル関連の仕事も多く、イベントの司会や楽曲のリミックスも手がける。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

平成生まれの自分には信じられないような描写だらけだったが、当時のおおらかさ、無茶苦茶さが面白かった(当時としてもダメな方だったとは思うけど)。ほんの数十年でここまで変わるのだなぁ。

人生の一番キツい時期を思い出す、という点にとても共感した。戻りたくないあの頃ってあるし、度々夢に見る。

掟ポルシェさん、好きなことにはとことんハマり込んだり、色んな環境に自分をぶつけに行ったから、ガチだめじゃなくて何とかなってるんだろうな。
元気をもらいました。

0
2023年05月11日

Posted by ブクログ

ミュージシャンが過去にしていたバイトについて語る赤裸々エッセイ。抱腹絶倒、七転八倒。

ろくに配らない時も頻繁にあった新聞配達。病院の院内清掃から、治験ボランティア、ペンキ屋、出版社正社員は7ヶ月で辞めて、エロ本編集は3日で辞め、女子プロレスを観るために金が無くなり、消費者金融へ・・・

てな感じ。掟ポルシェ自身も周囲も、素晴らしいほどドイヒーな人だらけで、読んでいると「あー、俺って実は意外とまともなんだなー」と思ったりする。

巻末の藤井隆との対談も面白かった。スーパー出来る高校生バイトだったそうだ。

0
2019年02月04日

Posted by ブクログ

180520.アトロク紹介から購入。
沢山笑わせてもらった。文章表現力がすごい。特にカッコ書き。
話ごとに挟まれる挿し絵や写真もとても良い。よくこんだけ昔の写真をとってあると感心。
これだけ自分のクソさ加減を惜しみなく書かれてるのはすごい。表紙も全容を表しており、帯位置も最高です。
これだけ全てをナメて、イラついて、ダメだダメだと思いつつも今を逃せない。こんな気持ちたしかにあったような。
彼に比べるとたしかに安定はあるかもしれないが海外旅行なんて会社旅行しかないし、なんというかとても羨ましい。
巻末の藤井さんの対談も面白かった。確かに対極。そして藤井さんとても有能!

0
2018年05月20日

Posted by ブクログ

文章が上手だな~
ダメ人間な感じだけど、若い頃の自分には少なからず共感できる部分が多々あったような。。
面白かった。

0
2019年01月11日

Posted by ブクログ

パンクテクノユニット「ロマンポルシェ。」の説教担当掟ポルシェの中学~大人時代のバイト話。
どのエピソードも実に持って下らん(ホメ言葉)が、これらの経験が今の著者を作ってるのかと思うと、それでもやっぱり下らんと思った。
本書タイトルがバイトなのでバイトの話ばっかりなのは、当たり前だが、できれば相方のロマン優光との出会いやロマンポルシェ。結成のいきさつも盛り込んでくれたら、と思った。あと、本書表紙の著者全裸写真はバイトと全く関係なく、あとがきにしかその話が出てこないは全くを持ってなめてるな~。でも、以前の著書でも武田久美子オマージュの貝殻ビキニスタイルで写ってたから、これはこれで良いのだとも思った。

0
2018年06月04日

「エッセイ・紀行」ランキング