【感想・ネタバレ】笑劇の人生(新潮新書)のレビュー

あらすじ

ようこの歳まで、こんなすかたんやってきたなぁ。兄・雁之助とともに戦後間もなく“笑劇”の世界へ。「番頭はんと丁稚どん」「裸の大将」等など、人を笑わせ続けて七十年。溢れるほどに稼いだカネを蕩尽し、三度の結婚うち二度は人も呆れる歳の差婚。国内有数の映画マニアにしてモノ蒐集家――そんな“怪人”の人生から、戦後上方芸能史の裏側が見えてくる。最初にして最後の異色自伝、どうぞ、わろてやってください。 ※新潮新書版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。

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Posted by ブクログ

昭和の喜劇界をけん引した著者による回顧録。まさに綺羅、星のごとく文中に居並ぶ役者や演劇界の人々の名を見るだけで著者の交友の広さと芸歴の濃密さが伺われる。映画フィルムのコレクターとしてのエピソードも興味深い。

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2018年04月07日

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